BRIDGE INC. ONLINE STORE

ICHION(イチオン) 「銀のしずく降る降るまわりに 」(PCD-2501)

販売価格 2,500円(税込2,750円)
型番 PCD2501

レーベル: Pinpoint
品番: PCD2501
JAN:4560285690106
フォーマット:CD
発売日:2017/8/15

曲目


01. 坐り歌
02.コンクワ
〜梟の神が自ら歌った謡〜
03. ハリツ クンナ
〜谷地の魔神が自ら歌った謡〜
04.トワ トワ ト
〜狐が自ら歌った謡〜
05. トヌペカ ランラン
〜沼貝が自ら歌った謡〜
06.アトイカ トマトマキ クントテアシ フム フム!
〜海の神が自ら歌った謡〜
07.サアエエサアオオ
08.ケッカ ウォイウォイ ケッカ
〜兎(兄)が自ら歌った謡〜
09.ク・リムセ
〜弓の舞〜
10.カッパ レウレウ カッパ
〜獺(かわうそ)が自ら歌った謡〜
11.タノタ フレフレ
〜小オキキリムイが自ら歌った謡〜
12.トーロロ ハンロク ハンロク
〜蛙が自ら歌った謡〜
13.銀の滴降る降るまわりに〜
〜梟の神の自ら歌った謡〜

作品詳細


金田一京助の影響を受けた15歳のアイヌの少女、 知里幸恵がローマ字と日本語訳で編纂した13編の「アイヌ神謡集」は、約4年の歳月をかけて1922年に完成。完成したその夜に幸恵は心臓病により急逝してしまうが、死の翌年の1923年に出版され今に至るも多くの人に歌い継がれ、永遠のベストセラーとなっている。その神謡をイチオン(ICHION)がアイヌ神話が色濃く残る現地で歌入れ、制作されたのが本アルバムです。
私たちは、アイヌ民族とその文化に、非常に強く影響を受けて音楽製作をするようになりました。そして、アイヌ民族に対して常に尊敬の気持ちを抱いて活動しており、そういった素晴らしいものに触れさせていただいていることに心より感謝します。

今作では「アイヌ神謡集」(知里幸恵・著)からカムイユーカラと呼ばれる詩を楽曲として10曲分製作いたしました。その他の曲はアイヌ民族に伝わる「ウポポ」と呼ばれる民謡であったり、「サケヘ」と呼ばれる、詩の中で繰り返される言葉を曲としてアレンジしました。 ---ICHION アライシアキラ

ICHION(イチオン)
京都でオルタナジャンクバンドTORICOでG,Vo,Sax,Electronicsを担当していたアライシアキラが、2008年のバンド活動停止後ソロワークとしてイチオン ICHIONを始動。
自作楽器や環境音を中心に取り入れた、電子的な実験音楽を開始。
2011年京都のレーベルshrine.jpからファースト・アルバム『Hi [拝]』をリリース。
その後、vocalにキラライラが加入。
その後、アイヌ民族の伝統音楽に影響を受け、アイヌ音楽をベースにした楽曲製作を行う。2013年から2015年の間、数度北海道にわたりフィールドレコーディングを行う。
2017年3月アメリカ先住民族のズニ族の元へ音楽修行の旅に出る。
現地で、キラが世界的に活躍するズニ族の音楽家フェルナンド・セリシオン氏(Fernando Cellicion)に弟子入りし、歌唱指導を受けた。

copyright BRIDGE INC.