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Tim Linghaus「Memory Sketches」(SCH-053)

販売価格 2,500円(税込2,700円)
型番 SCH053

レーベル:SCHOLE
品番:SCH053
JAN:4571256410531
フォーマット:CD
発売日:2018/3/30

曲目


01. LOOKING FOR DAD IN RADIO NOISE
02. COMING HOME FROM GRADUATION, PT. I (YEARBOOK)
03. DRIVE ME SOMEWHERE NICE
04. CROSSING BORNHOLMER
05. INTO THE DARKER ARCHITECTURE OF YOURS
06. C IN SCHOENHAUSER
07. RX
08. ME IN YOUR REAR-VIEW MIRROR (BOYS DON’ T CRY)
09. D(E)AD EYES
10. GRANDMA’ S DEATHBED, PT. V (ROXY MUSIC IN THE RV)
11. FUNERAL FOR DAD, PT. II (IT WAS NICE TO HAVE KNOWN YOU)
12. WE WILL NEVER COME BACK HERE AGAIN (LAMENT)
13. ADVENTURE PARK
14. SONG FOR S
15. I WAS ATOMS AND WAVES
16. YOU IN OUR REAR-VIEW MIRROR (CEMETERY CAR PARK)

作品詳細


ドイツ人音楽家 Tim Linghaus の1st フルアルバムをリリースします。
タイトルが示す通り、自分自身の過去や家族との想い出を駆け巡り、時間や生や死について省察する作品となっています。
古いアップライトピアノやチェロが彼の私的な記憶をメロディとして表現し、記憶の曖昧さ、ぼやけた質感をノイズにより付与しています。
また、「シンセサイザーの音を聴いて1980 年代を過ごした自分としては、今回のアルバムでこの楽器を使用することは自然の成り行きであった。」と本人が語るように彼と時代を共にしたであろうシンセサイザーの音色もアクセントとして加えられています。
とても私的な作品であるがゆえの温かさがアルバムを通して漂い、時代に合わせた色を用いながら人生の時間軸の波を見事に描ききった音楽です。

memory sketches / Tim Linghaus 本人による作品解説
記憶とは何か。それは我々の過去の破片が脳裏に映像として思い出されるものか。それは前の自分が現在の自分に話しかけている現象、またはその逆の現象のことなのか。それはデジャヴや白昼夢で繰り返される感情及び匂いのことか。また、これらを総和したものなのか。私にとって記憶とは、自分とは何者かを明確に出来るものである。時には鋭く明白に、大抵はぼやけて脆いが、自分と非現実や未来に存在するものとの結びつきを持たせてくれる。残念ながら、徐々に消えていく記憶もある。だから、それらを失うのを私は恐れている。
このmemory sketch(メモリースケッチ)の背景には、特定の記憶を形に変えて残すという考えがある。そのため、ここには自分が大切にしてきた記憶の数々を集約している。例えば、祖母をRV に乗せて病院に連れていったことや、1989 年にベルリンの壁が崩壊して間もない頃に初めてBornholmer 通りでドイツの境界線を渡ったことや、卒業式が終わった後に家に帰ったことや、父の葬式でラジオを使って彼と話せないか試みたこと等々がある。これら全ては、約20 年に渡る私的な記憶のコレクションである。最も古い記憶は80 年代から90 年代の子供時代まで遡り、最近のでは父が亡くなった2002 年の記憶である。
今回のアルバムで最も大事な役割を果たしている楽器は、私の古い記憶よりもかなり古いアップライトピアノである。2016 年の夏、高級マイク1 本と安いマイク3 本を購入し、一つ目のスケッチのレコーディングを開始した。簡単に作業が進むときもあったが、記憶に結びつく相応しいメロディーがなかなか見つからず意気消沈するときもあった。また、メモリースケッチの楽曲制作にはアップライトピアノ以外の音も使用した。シンセサイザーの音を聴いて1980 年代を過ごした自分としては、今回のアルバムでこの楽器を使用することは自然の成り行きであった。そして、Sebastian Selke (CEEYS) を招きチェロを数曲に演奏してもらい、曖昧でぼやけた記憶の印象を強調するために膨大な数のノイズを録音した。全体のプロセスに一年以上の時間がかかった。全ての録音は、自宅のスタジオWallring Cabin にて作業された。最終的に、このアルバムでは自分自身の過去や家族との想い出を駆け巡り、時間や生や死について省察する作品となった。同時に、これはただの音楽でしかない。
Tim Linghaus, December 2017

Tim Linghaus ( ティム リングハウス)
1980 年代初頭、ドイツ生まれ。
少年の頃に父が所有していたRX11 とギターを発見し音楽制作を始める。学生時代には、メタルからシンガーソングライターまでジャンルを問わず幾つかのバンドでギターを演奏した。現在では、ピアノ、シンセサイザー、及びノイズを音楽の基本としている。2018 年、1st フルアルバム「memory sketches」を発表。

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