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レーベル:HEADZ
品番:HEADZ227
JAN:4582237840407
フォーマット:CD
発売日:2018/3/21
1. Citrus Trees, Wheels Paddle, Azurite Sea, July
2. Stray Rabbit, Morning Fog, November
3. Strawberry Circuit, Childhood Sister, Seasons Letter, October
4. Ten Petals, Small Calm, May
Composed and Recorded by Asuna Arashi. July 2000 - October 2002
Paintings by Saiko Kimura
Originally Released on Lucky Kitchen in 2003.
※ 当時のラッキー・キッチンは、ステファン・マチュー、トッド・カーター、ラッセ・マーハウグ等、現在に至る音響〜ドローンのパイオニア勢、タウン・アンド・カントリーのジョシュ・エイブラムスやリズ・ペインのソロ作品、また、同じくシカゴのジャズ方面のアーティスト、ティム・デイジーのソロ作、ジェイソン・アジェミアンやジェフ・パーカーらによるグループのWho cares how long you sinkのアルバムもリリースしていた。(コンピレーション・アルバムには、トゥ・ロココ・
ロット、モノレイク、ヴラディスラヴ・ディレイ、AGF、フェリックス・クービン、グッディパル等も参加していた。)
なお、現在レーベルは米ポートランドに拠点を移し、約10 年ぶりに活動を再開。ポーリン・オリヴェロスとジーナ・パーキンスのアーカイヴ音源のスプリット盤をリリースしている。
参照 - http://www.luckykitchen.org/
ASUNAの幻のファースト・フル・アルバムがオリジナル・リリースから15周年を記念してリイシュー!
日本のアンビエント・ドローンのオリジネイターとして、欧米を中心に海外で高い評価を得ているASUNAが、まだ10代の頃に制作していた、ヴィンテージのリード・オルガンや生楽器とエレクトロニクスによる カセット・テープ作品『オルガン・リーフ』。
当時話題となり、2003年にスペインのLucky Kitchenから正式リリースされ、長らく入手困難の廃盤状態だったが、遂に再発決定。
ASUNA(アスナ)が10代の頃からオルガンや電子音で作り始めていたカセット・シリーズが、ロスアプソン(LOSAPSON?)やクララ・オーディオ・アーツ(HEADZの事務所に同居していた伝説のレコード・ショップ)で話題となり、それが当時、ジャンルや国に捉われない話題盤を次々とリリースしていたスペインのインディー・レーベル、ラッキー・キッチン(Lucky Kitchen)※ の目に留まり、2003年にリリースにされることになったファースト・フル・アルバム『オルガン・リーフ』が、オリジナル発売から15年を経て、遂に再発される。オリジナル盤はヨーロッパを中心に好セールスを記録し、早々に廃盤になってしまったこともあり(ラッキー・キッチンが活動を休止してしまったことも影響し)、長らく入手困難になっていた。
ASUNAは、『オルガン・リーフ』に代表されるような初期のオルガンのドローンの作品で日本でも注目されることになったが、近年では干渉音などの現象を扱ったキーボード100台による「100 KEYBOARDS」や大量のオモチャ楽器とエレクトロニクスによる「100 TOYS」などのパフォーマンスが話題を呼び、ヨーロッパを中心に海外のフェスティバルへの出演が年々増え続け、これまで20カ国以上で演奏している。
90年代後半のエレクトロニカや音響系などから派生してきた生楽器と電子音楽によるアンビエント/ドローン・ミュージックの日本におけるオリジネイターの一人であり、チェロやヴァイオリン、ギター、クラリネットなどの生楽器と洗練された電子音が絶妙に溶け合ったアンビエント・ドローンの決定的名作『THIS』(vector 11/ HEADZ 123)、近年のモジュラー・シンセのブームに先駆けるように、アナログ/デジタル・シンセをメインに据え、電子音楽作品の新たな地平を切り拓いた『相原 1825、シティハイム桐 B-207』“Aihara 1825, City HeimKiri B-207”(vector 12 / HEADZ 188)などの作品が海外でも高い評価を獲得し、現在の日本においても先鋭的な電子音楽の代表アーティストとしてシーンを牽引し続けている。
ASUNAが活動を始めた頃(90年代後半)は、まだジャンルが細分化されていなかったこともあり、実験精神と牧歌的なものがまだ未分化で同時に存在しており、エレクトロニクスでの実験性とローファイな要素が同居したアーティストや作品が多く輩出されていた。
ASUNAの作品やパフォーマンスはそれらの精神を現在にも引き継いでおり、近年のカセット・カルチャーの盛り上がりともリンクし、ニューエイジやチルウェイヴのシーンにも影響を与えている。
海外アーティストからの評価も著しく、古くは相思相愛の、元ペレのクリス・ロゼナウやジョン・ミューラー(ボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンがメンバーでもあったヴォルケイノ・クワイヤーの中心メンバー)と共演し、彼らの招聘によって米ミルウォーキーでも演奏をともにしている。
またスロウダイヴのドラマーのサイモン・スコット、ヨ・ラ・テンゴ/ダンプのジェームス・マクニュー、ザ・シー・アンド・ケイクのサム・プレコップ等からラブ・コールを受けており、サイモンとは日本での共演に留まらず、彼の企画で英ケンブリッジでのライブに招聘してもらい、ジェームズとも米ニューヨークのライブを企画してもらい共演を果たしている。サムは、ASUNAがコンパイル &リリースしている名物コンピ『CASIOTONE COMPILATION 7』に参加することになった。
近年では独の電子音楽家ヤン・イェリネクと、ライブでの共演のみならず、レコーディングでの共作も行なっている(現在も制作中)。
ドローン/電子音楽の巨匠たちと現在の音楽シーンを繋げるミッシングリンク的な作品であり、ASUNAのルーツや現在のシーンへの影響を知る上でも、『オルガン・リーフ』は今こそ聴かれるべき作品となっている。
当時のテープ作品の雰囲気を壊さないよう、新たなリマスターではなく、オリジナル盤CDに忠実に再現した音源となっている。
品番:HEADZ227
JAN:4582237840407
フォーマット:CD
発売日:2018/3/21
曲目
1. Citrus Trees, Wheels Paddle, Azurite Sea, July
2. Stray Rabbit, Morning Fog, November
3. Strawberry Circuit, Childhood Sister, Seasons Letter, October
4. Ten Petals, Small Calm, May
Composed and Recorded by Asuna Arashi. July 2000 - October 2002
Paintings by Saiko Kimura
Originally Released on Lucky Kitchen in 2003.
※ 当時のラッキー・キッチンは、ステファン・マチュー、トッド・カーター、ラッセ・マーハウグ等、現在に至る音響〜ドローンのパイオニア勢、タウン・アンド・カントリーのジョシュ・エイブラムスやリズ・ペインのソロ作品、また、同じくシカゴのジャズ方面のアーティスト、ティム・デイジーのソロ作、ジェイソン・アジェミアンやジェフ・パーカーらによるグループのWho cares how long you sinkのアルバムもリリースしていた。(コンピレーション・アルバムには、トゥ・ロココ・
ロット、モノレイク、ヴラディスラヴ・ディレイ、AGF、フェリックス・クービン、グッディパル等も参加していた。)
なお、現在レーベルは米ポートランドに拠点を移し、約10 年ぶりに活動を再開。ポーリン・オリヴェロスとジーナ・パーキンスのアーカイヴ音源のスプリット盤をリリースしている。
参照 - http://www.luckykitchen.org/
作品詳細
ASUNAの幻のファースト・フル・アルバムがオリジナル・リリースから15周年を記念してリイシュー!
日本のアンビエント・ドローンのオリジネイターとして、欧米を中心に海外で高い評価を得ているASUNAが、まだ10代の頃に制作していた、ヴィンテージのリード・オルガンや生楽器とエレクトロニクスによる カセット・テープ作品『オルガン・リーフ』。
当時話題となり、2003年にスペインのLucky Kitchenから正式リリースされ、長らく入手困難の廃盤状態だったが、遂に再発決定。
ASUNA(アスナ)が10代の頃からオルガンや電子音で作り始めていたカセット・シリーズが、ロスアプソン(LOSAPSON?)やクララ・オーディオ・アーツ(HEADZの事務所に同居していた伝説のレコード・ショップ)で話題となり、それが当時、ジャンルや国に捉われない話題盤を次々とリリースしていたスペインのインディー・レーベル、ラッキー・キッチン(Lucky Kitchen)※ の目に留まり、2003年にリリースにされることになったファースト・フル・アルバム『オルガン・リーフ』が、オリジナル発売から15年を経て、遂に再発される。オリジナル盤はヨーロッパを中心に好セールスを記録し、早々に廃盤になってしまったこともあり(ラッキー・キッチンが活動を休止してしまったことも影響し)、長らく入手困難になっていた。
ASUNAは、『オルガン・リーフ』に代表されるような初期のオルガンのドローンの作品で日本でも注目されることになったが、近年では干渉音などの現象を扱ったキーボード100台による「100 KEYBOARDS」や大量のオモチャ楽器とエレクトロニクスによる「100 TOYS」などのパフォーマンスが話題を呼び、ヨーロッパを中心に海外のフェスティバルへの出演が年々増え続け、これまで20カ国以上で演奏している。
90年代後半のエレクトロニカや音響系などから派生してきた生楽器と電子音楽によるアンビエント/ドローン・ミュージックの日本におけるオリジネイターの一人であり、チェロやヴァイオリン、ギター、クラリネットなどの生楽器と洗練された電子音が絶妙に溶け合ったアンビエント・ドローンの決定的名作『THIS』(vector 11/ HEADZ 123)、近年のモジュラー・シンセのブームに先駆けるように、アナログ/デジタル・シンセをメインに据え、電子音楽作品の新たな地平を切り拓いた『相原 1825、シティハイム桐 B-207』“Aihara 1825, City HeimKiri B-207”(vector 12 / HEADZ 188)などの作品が海外でも高い評価を獲得し、現在の日本においても先鋭的な電子音楽の代表アーティストとしてシーンを牽引し続けている。
ASUNAが活動を始めた頃(90年代後半)は、まだジャンルが細分化されていなかったこともあり、実験精神と牧歌的なものがまだ未分化で同時に存在しており、エレクトロニクスでの実験性とローファイな要素が同居したアーティストや作品が多く輩出されていた。
ASUNAの作品やパフォーマンスはそれらの精神を現在にも引き継いでおり、近年のカセット・カルチャーの盛り上がりともリンクし、ニューエイジやチルウェイヴのシーンにも影響を与えている。
海外アーティストからの評価も著しく、古くは相思相愛の、元ペレのクリス・ロゼナウやジョン・ミューラー(ボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンがメンバーでもあったヴォルケイノ・クワイヤーの中心メンバー)と共演し、彼らの招聘によって米ミルウォーキーでも演奏をともにしている。
またスロウダイヴのドラマーのサイモン・スコット、ヨ・ラ・テンゴ/ダンプのジェームス・マクニュー、ザ・シー・アンド・ケイクのサム・プレコップ等からラブ・コールを受けており、サイモンとは日本での共演に留まらず、彼の企画で英ケンブリッジでのライブに招聘してもらい、ジェームズとも米ニューヨークのライブを企画してもらい共演を果たしている。サムは、ASUNAがコンパイル &リリースしている名物コンピ『CASIOTONE COMPILATION 7』に参加することになった。
近年では独の電子音楽家ヤン・イェリネクと、ライブでの共演のみならず、レコーディングでの共作も行なっている(現在も制作中)。
ドローン/電子音楽の巨匠たちと現在の音楽シーンを繋げるミッシングリンク的な作品であり、ASUNAのルーツや現在のシーンへの影響を知る上でも、『オルガン・リーフ』は今こそ聴かれるべき作品となっている。
当時のテープ作品の雰囲気を壊さないよう、新たなリマスターではなく、オリジナル盤CDに忠実に再現した音源となっている。
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