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K-Conjog 「Magic Spooky Ears」(SCH-056)

販売価格 2,200円(税込2,420円)
型番 SCH056

レーベル:SCHOLE
品番:SCH-056
JAN:4571256410562
フォーマット:CD
発売日:2018/11/16

曲目


01. What Begin Began
02. Kingpink
03. Same Old Grace
04. Millennials Otters
05. Love Walks on Unexpected Ways
06. Replica
07. Old Enough to Look Young
08. Monotone
09. Cheeks
10. Falcon

作品詳細


イタリア人コンポーザー、エレクトロニックミュージック・アーティストK-Conjog の最新作をリリースします。
これまでにIDM、アンビエント、クラシカル、電子音楽など、多岐に渡るジャンルを見事に織り交ぜ、独自に発展させてきたK-Conjog。今作ではダンスミュージックのビートメイキングを主体とした中で、シンセサイザーのテクスチャーが程良く背景らしい奥行きと質感を作り、絶妙に加工された声、楽器、電子音を際立たせています。音の空間作りへのこだわりがとても感じられる作品で、K-Conjogのまるで彫刻を作るかの様な職人的な一面も楽しめる作品に仕上がっています。

K-Conjog
K-Conjog(本名:ファブリジオ・ソンマ)は、エレクトロニックミュージック中心のプロデューサー、音楽家、及び作曲家です。
2004 年から2005 年の間に、インディートロニカとIDM の両方を幾つかデジタルリリースした後に、Snowdonia Dischi/Audioglobe 編集による初めてのLP「Ilnuovo è al passo coi tempi(直訳:現代的な新しさ)」をリリースしました。このアルバムは、ミュージック・コンクリートやエレクトロニック・ミュージックを意識し、ダダイズム的な姿勢で音のカット&ペーストで制作された作品です。
2010 年には、EP「Le storie che invento non le so raccontare(直訳:創作話は語れない)」が、イギリスのレーベルDirty Demosからリリースされました。ソンマは、よりメロディックな方向性で音楽を作り、背景音には電子音のみで構成した作品に仕上げました。この短くもローファイなアルバムは、口コミや専門ブログのおかげで完売しました。また、数々の受賞経験のある映像作家Francesco Lettieri とのコラボレーションにより、このEP の映像作品まで制作されました。
2012 年には、LP「Set Your Spirit Freak!」が、アメリカのAbandon Building Recordsよりリリースされ、前作EP で育んできた音楽をより完全な形と仕上げました。ソンマは、ローファイな部分は控えめにし、メランコリーで繰り返されるメロディー部分を強調し、オーケストラとアンビエントサウンドで抑揚をつけ、エレクトロニックなビート音がアルバム全体に広がるように作品は制作されました。
アルバムの評価は、イタリアでは非常に好評で、Francesco Lettieri により制作された「Qwerty」の映像作品は、2012 年のPIVI で受賞しました。また、海外で評価を得たことが、最大の成功の鍵となりました。このアルバムは、アメリカ、イギリス、日本、フランス、ドイツ各国で広く紹介され、楽曲「Untitled 155」が、その時代を反映するアーティストの作品と一緒に雑誌「The Wire」に収録されました。
2014 年には、EP 「Dasein」が前作と同じAbandon Building Records よりリリースされました。今作ではオーケストラ音源の代わりに、洗練されたピアノ、アンビエント、エレクトロニックの音を用い、ソンマが精力的にライブ活動を始め、イタリア・ボローニャで開催されたROBot Festival にも招待された作品になります。
2015 年には、レコード・ストア・デイに合わせ「Fermati O Sole」がTrovarobato/Fresh Yo!/Bad Panda Recordよりリリースされました。こちらのEPは、デジタル配信とレコードの両方で発表され、内容はValerio Berruti の展示用に制作されたサントラとなっています。
またここ数年の間、ソンマはThe Polyphonic Spree、IOSONOUNCANE、Origamibiro、Melodium を含む数多くのアーティストのリミックスを手掛けてきました。
2018 年11月 には、新作LP「Magic Spooky Ears」がイタリアの White Forest Records 、そして日本のSchole Records からリリースされます。
「Millennials Otters」は、今作を象徴する楽曲となっています。この楽曲は、6月に先行配信され、SCHOLE のレーベルメイトでもある、akisai とdaisuke miyatani 両名によるリミックスも収録されました。
この曲は、いままでとは違ったシンセティックな質感やダンスミュージックの要素が垣間見ることができ、新しいアルバムで紹介される音楽の一部分です。
シングルとアルバムのジャケットを編集したデザイナーGiuseppe Santillo によって制作された楽曲の映像クリップでは、最先端のデジタル・アート技術を駆使して、自然とテクノロジーの相反する関係を浮き彫りにしています。

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