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ウリチパン郡「ジャイアント・クラブ」(OKIMI-19)

販売価格 2,300円(税込2,530円)
型番 OKIMI019

レーベル:OKIMI RECORDS
品番:OKIMI-019
JAN:4582561391552
フォーマット:CD
発売日:2020/3/10

曲目


1. ゼノン
2. パヤパヤ
3. 記憶のパノラマ
4. カルマブルース
5. テルマ
6. 奪うは陰 分けるは陽
7. Boy
8. アトランティス
9. Limited Leaf
10. ファン菌

詳細


時空を超え日本へ!新世界ポップミュージック絵巻の誕生!!!
琴線に触れるメロディアスな歌と、斬新かつ安定感のある楽曲アレンジ。あくまでJ-POPのフィールドに落とし込まれたジャズ、ブラジル、はたまたアフロビートやフォルクローレまでも彷彿させるサウンドに日本語詩が共鳴する。太古から近未来まで、歪曲した時空で生まれた全く新 しい宇宙ポップスの登場! (当時のリリースインフォより)
長らく廃盤となっていた本作品だが12年の時を経て再発が決定。

推薦コメント


POPSの究極のすがたは、わらべうたかな?
このアルバムを聴いていて、フトそんなことを思いました。
すごく時間をかけて、ていねいにつくってあるね。
坂本龍一

黒潮にのってやってきた!?こんな爽やか変態、聴いたことない。
UA

こんな音楽に出会えた事が嬉しくて仕方がない。間違いなく日本屈指のポップグループ。
アルタナティブなポップのひとつの極みであるのに、未来を感じる音楽だ。
トクマルシューゴ

デジャヴュにも、予感にも当てはまらない正真正銘、生まれて初めて聞いた音なのです。
しかしながら、私の小指あたりの細胞が実に楽しげに弾けているところをみると、どうやら現在の私には知り得ない記憶で繋がっていそうな気もするわけで、、、
ウリチパン郡の小気味良い謎は深まるばかり。
内田也哉子

「ウリチパン郡の国からこんにちは」
音楽から地域性が失われて久しい。農耕といった集団作業では、かろうじて、麦踏みの歌などのレパートリーが残ったが、産業革命以降、まず、機械がモノ作りのレパートリーの数々を奪っていった。しかしながら、機械の紡ぐリズムは我々を魅了し、それは新たなる共感覚=連帯を生み出していった。それはそのままテクノの誕生までつながるであろう感覚である。さて、地域コミュティからネット・コミュニティに移行した現代、せっかく規模はWWWまで広がったのに、かつてあったスケールの大きな、全人類への呼び掛けのような歌(六文銭「旅立ちの歌」や三波春夫「世界の国からこんにちは」等)は、絶滅の危機に瀕している。誰もがチマチマとしたマーケッティングで、友人が誉めてくれるような小規模コミュニティ・ミュージックしか作りやがらねえからだ。そんななかで、架空のフォークロアへの憧憬を音楽化し続けてきたウリチパン郡の新作は、まるで21世紀の理想郷での労働歌のようにスケールが大きい。ここに新しい広義の意味でのポップスが始まる予感がある。
岸野雄一

ウリチパン郡という地には、秘密の道があるという。世界の何処へも通じる、秘密の道。その道を知るのは、たった4人の音楽家。今ぼくらに必要なのは、世界を繋ぐ、彼らの音楽。
内橋和久

ウリチパン郡・新作に寄す
いつ聴いても不思議な音楽だ。
不思議だけど、でも、ずっと以前から聴いていたような感覚にもなる。
おそらくその理由は、この音楽が持つ、ある種の普遍性が、我々の琴線に触れるという事なんだと思う。特にメロディにはそのことを強く感じさせられる。このメロは、我々モンゴロイドが共通に持つ(宿す) タネが発芽したものだ。メロだけではない。声や、リズムや、曲自体のカタチや、全体の空気まで、なんとも懐かしい斬新さに襲われる。そして、それでいて、というか、それだからこそか、ウリチパン郡は、完璧に彼らだけの「律」を持っている。ちょっとこういう芸当はできないし、おいそれとこんなバンド出てこないのである。
平成二十年一月某日
山本精一

プロフィール


ウリチパン郡
オオルタイチ
YTAMO(ウタモ)
千住宗臣(drs):ex. BOREDOMS、PARA
カメイナホコ(key):三田村管打団?、moonfaceboys他

2003年オオルタイチとYTAMO(ウタモ)により結成。完全なホームレコーディングで完成させた1stアルバム「せん」をリリース。その後ライヴ活動に伴い、かねてより交流のあった千住宗臣(drs)、カメイナホコ(key)がメンバーとして加入し、ライヴ活動やスタジオでのレコーディングワークを繰り返しながら、4年の制作期間を経て2008年2ndアルバムとなる「ジャイアント・クラブ 」をリリース。J-POPでありながら、時代・ジャンルを凌駕する無国籍なサウンドは日本屈指のオルタナティブポップバンドとして迎えられた。ジャイアント・クラブリリース後は朝霧ジャムなどを始め、各地のフェスティバルへ出演、UAの「黄金の緑」のリミックスなども手がけた。 2010年惜しまれつつも無期限の活動休止を発表。

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