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sans deer「Grand Tour」(FALL2)

販売価格 1,200円(税込1,320円)
型番 FALL2

レーベル:FALL
品番:FALL-2
JAN:4582237818055
フォーマット:CD
2009.9.11発売予定


1.FALL 
2.nightingale 
3.南天(Nandin) 
4.河を渡って木立を抜けて(Across the River into the Trees) 
5.ピピっときたら(!!!) 
6.Florence 
7.1月の赤坂見附(Akasaka-mitsuke) 
8.小舟(a boat) 
9.私の運命線(Palm Reading) 
10.聖母の御子(El Noi de la Mare) *Traditional

●編成
hayato aoki (mandolin, glocken, melodion, guitar)
izumi irie (musical saw, chinese reed)
yohei oota (bass clarinet, hose)
yoshio ootani (alto sax)
takuya sugimoto (guitar, pianica, vocal)


Maher shalal hash bazで多数のライヴや録音に参加し活躍する杉本卓也さんのバンド
sans deer(サンズディア)のライブアルバムです。音楽評論家・大谷能生さんなども参加。


2008年2月16日に西荻窪のShop&Gallery「FALL」でおこなわれた演奏を完全収録しました。
sim、masなどを中心に活動し、批評家としても重要な存在である大谷能生さんをゲストに迎え、呼吸をするように自然に、皆がソング(うた)と即興の境界をただよっていました。お互いを感じながら、瞬間ごとにどのようにその曲の中で生きるか、を考えながら演奏した時間の重なり、「その日の感じ」を十二分に伝えていると録音を聴いて感じたので、ぜひリリースしたいと考えました。


「マヘル歌行燈以降チエンバーとボサノバが敵であることを判つて苦闘していたのが太田洋平合奏団とサンズデイアーの神楽坂饅頭屋派の兄哥連であつた。大谷直樹ではなく龍生のコード分解のDVに言葉を消す歌が変質的に哭いているといつた風俗でもある。」
---工藤冬里


● sans deerとは
杉本卓也(ギター、バイオリン、うた)により、2006年に始められる。メンバーは青木隼人(マンドリン,ピアニカ、グロッケン)、入江泉(ミュージカルソウ、中国笛)、太田洋平(バスクラリネット)、長谷川真子(バスーン、リコーダー、うた)を中心に、毎回異なる演奏家を迎え、ソング(うた)と即興の境界を追求している。と同時に、短歌のように一音一音を大切にした、実験的なポピュラーミュージックをライブのたびに新作として発表する。
現在までに参加した主な演奏家は、工藤冬里(Maher shalal hash baz)、大谷能生(sim,mas,音楽批評家)、Bill Wellsなど。ライブハウスなどの既成の音楽活動の場に拠らず、ギャラリー、カフェ、雑貨店、新宿ゴールデン街のバーなど様々なシチュエーションで、毎回その場の特性を活かした演奏、企画を行う。2006年6月には、アメリカのワシントン州オリンピアにおいてthe 12th Annual Olympia Festival of Experimental Musicに参加、同レーベルでの録音セッションも経験する。現在ファースト・アルバムをレコーディング中。 

Sans Deer MySpace http://www.myspace.com/sansdeer

● 杉本卓也プロフィール
1976年生まれ。Maher shalal hash bazで、多数のライヴ、ツアー(海外含む)、録音に参加。
2006年3月に、はじめてのリーダーユニットとしてsans deerを開始。
20世紀のポピュラーミュージックとジャズ、現代音楽、ワールドミュージックを主な関心領域として、現在のポピュラーミュージックから失われてしまった音楽技法、アレンジ、コード進行を研究。その成果を、2000年代の東京に生きるリアリティーを大切に、日記のような個人性と共に、密やかな塩の結晶として、作曲に結実させることを志向する。

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