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流線形「インコンプリート」

販売価格 2,000円(税込2,200円)
型番 HRBR-025

レーベル:Happines Records
品番:HRBR025
JAN:4520507010259
フォーマット:CD
発売日:2022/8/17

詳細


「お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません(苦笑)。」(クニモンド瀧口)

クニモンド瀧口によるプロジェクト・流線形のオリジナルミニアルバムが『TOKYO SNIPER』から約 16 年ぶりについに完成。
堀込泰行(ex キリンジ)をボーカルに迎え、流線形のセルフカバー、オリジナルを合わせた 5 曲収録。(4 曲は配信済み)

バンドには、北山ゆう子(ドラム)山之内俊夫(ギター)平野栄二(パーカッション)平畑徹也(キーボード)松木俊郎(ベース)をメインに、
ストリングス&ホーンアレンジにシンリズムを迎え、ストリングスやホーンが楽曲を彩る。また、コーラスにはナツ・サマーが参加している。

タイトル『インコプリート』とは、「不完全」や「中途半端」という意味。「能動的」「受動的」と決めつけず、どちらにも振らないニュートラルで不完全な、いまの瀧口の気分を表したもの。
制作を開始してから、ベーシックトラックとボーカルは 6 年前に既に録り終えていた。そこから瀧口の気持ちが上がらず月日が経ってしまったわけだが、未完成なままの曲もあるが、その過程として 5 曲入りのミニアルバムとして本作を発売することを決めた。

時代と共に次から次へと新しい楽曲が生まれ、消化されていく。そんな中で流線形が目指すサウンドとは、時代に合わせる楽曲ではなく、自分が聴きたいと思う楽曲を丁寧に作ること。
流線形は生音のバンドスタイルにこだわり、瀧口のルーツでもある、山下達郎『イッツ・ア・ポッピン・タイム』や、サディスティックス、ティン・パン・アレーなどの日本のシティミュージックをお手本として制作した楽曲集となった。

Vocal: 堀込泰行
流線形
E.Guitar: 山之内俊夫
Drums: 北山ゆう子
Percussion: 平野栄二
Rhodes Piano/Clavinet D6: 平畑徹也
E.Bass: 松木俊郎
Solina/Prophet-5/Background Vocals: クニモンド瀧口
Organ: シンリズム
Rhodes Piano: シーナアキコ (M3)
Violen: 銘苅麻野 (M4)/ 谷崎舞 (M1-3)/ 島内晶子 (M1-3)/ 大辻ひろの (M1-3)
Cello: 冨田千晴 (M1-3)
Flute: 坂本圭 (M1)
Sax: 副田整歩 (M1,4,5)
Trumpet: 赤塚謙一 (M1)
Trumpet&Flugelhorn: 島裕介 (M4)
Background Vocals: ナツ・サマー
Strings&Horns Arrangement: シンリズム (M1-3)、クニモンド瀧口 (M-4,5)
アートディレクション:クニモンド瀧口
写真:伊藤徹也

収録曲


1. 3号線(feat.堀込泰行)
2. ふたりのシルエット(feat.堀込泰行)
3. インコンプリート
4. メロディ(feat.堀込泰行)
5. 潮騒(feat.堀込泰行)

【楽曲解説】
1.3号線(feat. 堀込泰行)
流線形のセルフカバー。ボーカルに堀込泰行を迎え、リアレンジを施しソフィスティケイトされた大人なサウンドに。
管弦アレンジにはシンリズムが参加。

2.ふたりのシルエット(feat. 堀込泰行)
2013 年に行われたコンサートで一度だけ披露された「誘惑(仮)」。
大人の恋を描いたアーバンな楽曲で、音源化のリクエストを多数いただいてスタジオ録音した。

3.インコンプリート

4.メロディ(feat. 堀込泰行)
1990年代、瀧口が20代のころに作った楽曲で、当時クラブに通っていた時の甘くほろ苦い経験を題材にしたもの。
ホーンセクションも入り、90 年代の「渋谷系」を彷彿とさせる POP なアレンジになっている。

5.潮騒(feat. 堀込泰行)
2012 年発売の一十三十一『CITY DIVE』に収録の「人魚になりたい」のオリジナル歌詞バージョン。
「人魚になりたい」では一十三十一とクニモンド瀧口の共作歌詞だったが、瀧口作詞 ver. で録音。
「人魚になりたい」は女性視点だったが、「潮騒」では男性視点の歌詞となった。
また、原曲は瀧口による打ち込みがメインだったが「潮騒」では流線形が演奏。

【プロフィール】
流線形はクニモンド瀧口によるプロジェクト。2001 年にバンド結成。
2003年、メンバーに林有三を迎えて、クニモンド瀧口、押塚岳大の 3 人で、アルバム『CITYMUSIC』を発売。
須永辰緒氏のミックステープに収録され、某フリーペーパーでは菊池成孔氏が年間チャート1位に取り上げ、DJ やレコード蒐集家など、ヘビーリスナーの間で話題になる。
2006年、クニモンド瀧口のプロジェクトとなり、ハピネスレコードよりアルバム『TOKYO SNIPER』を発売。文化デリック(故 川勝正幸氏+下井草秀氏)等が選考する『ポップ・カルチャー・アワード 2006』の「音楽部門 BEST1」を受賞。
2009年、比屋定篤子とのコラボレーションアルバム『NATURAL WOMAN』を発売。
2020年、流線形 / 一十三十一名義で NHK ドラマ「タリオ 復讐代行の 2 人」の劇伴を担当。同年サウンド・トラックをリリース。
現在はクニモンド瀧口を中心に、サポートメンバーに山之内俊夫(G)、北山ゆう子(Dr)、平野栄二(Per)、平畑徹也(Key)、松木俊郎(B)をベーシックバンドとして活動。

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