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Hello Honu「遊泳」

販売価格 2,200円(税込2,420円)
型番 HHN001

レーベル: asana records
品番:HHN-001
JAN:4582561398070
フォーマット:CD
発売日:2022/8/17

作品詳細



トラックリスト
1. ダムソング
2. ホタル
3. ねむる煙
4. 新しい朝
5. Start the world
6. 水圧
7. 跡
8. 平和に忘れてく

有本秀右(ex.エンペラーめだか)を中心として 京都で結成された新バンド、 Hello Honuのデビューアル
バム。 未来がまったく見えない混迷と衝撃の2022年をたゆたう1枚。
突然変異は必ず京都から、Hello Honuとは単純に楽しむ時の呪文。不意に聴いてしまった日々の讃美歌。こんなにもカラダを委ねられる音楽を僕は知らない。
有馬和樹(おとぎ話)

自分の部屋をジグソーパズルにしてポチポチとはめていく様な言葉
完成したパズルからは 京都の川のせせらぎが聞こえ
夜の街を遊泳する気分にさせてくれるんです
吉田省念

余白のある音楽。空白を伴った音楽。気配が感じられる音楽。匂いが鼻を弄る音楽。
有本秀右がこんなソングライターだったとは!と1曲目から驚かされることしきりだ。滑らかで透明感あるギターが響き、少し乾いたトランペットや管楽器が空高く雲へと誘う。
僅かなリズムを刻むドラムは人々の足取りと同じくしたかと思えば、右へ左へと転がるピアノが気まぐれに歩調を乱す。USインディー好きの私はかつてのニュートラル・ミルク・ホテルやヨ・ラ・テンゴをとっさに思い出したし、あるいは山本精一や渚にて、後期ゆらゆら帝国〜坂本慎太郎なんかとの接続も想像してみている。けれど、真ん中にあるのは“うた”。余白や空白はたっぷりとあるし、ハスキーな有本の歌声はちょっと不安定だが、それでも“うた”がずっしりとある。
有本は京都で『陰陽(ネガポジ)』という老舗のライブハウスで店長を務めている背の高い野性味もある青年だ。東京からやってくる勢いのある人気アーティストや地元関西の曲者たち、拙い大学生バンドから辛酸舐めた熟練まで様々なアーティストたちを日々見守ってきた。彼自身、これまでに様々なバンドを体験し、その表現の手法やスタイルも変化させている。その上でついに辿り着いた桃源郷のような“うた”。そのゆらめく様子はまさに『遊泳』を呼ぶに
ふさわしいだろう。
デザイナーとして活躍する元バレーボウイズのチャッキーこと高山燦基が手がけたアブストラクトなアートワークと合わせてぜひCDで味わってほしい、未来がまったく見えない混迷と衝撃の2022年をたゆたう1枚だ。
岡村詩野

Hello Honu(ハロー・ホヌ)
2017年、有本秀右が、再びドラムを叩き出したカンダケイを誘い、何かバンドをしようと企みだす。2019年、秀右がエンペラーめだかを辞め、本格的にメンバー探しを開始。偶然呑みの場で出会ったトランペットほしこたえを誘い、Hello Honu結成。
初ライブのコインランドリーでのワンマンを皮切りにライブハウスへ進出するが2020年、コロナウイルスの影響によりライブ
が激減。ライブの無くなったライブハウスにて録音を開始。
【ギター&ボーカル、ドラム、ピアノ、トランペット、フリューゲルホルン】少し変わった編成の5人が作り出すサウンドはアンビエンス且つポップ。ときどきサイケデリック

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