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富樫雅彦・高木元輝「ISOLATION」(BRIDGE-041)

販売価格 2,667円(税込2,934円)
型番 BRIDGE041

レーベル BRIDGE INC.
品番 BRIDGE041
フォーマット CD(紙ジャケット仕様)
2006.1.20発売

【ブリッジの復刻シリーズ 新企画「原*JAZZ/PROTOジャズ」シリーズ第1弾】

映画『連続射殺魔』(1969年/監督:足立正生)のために録音された完全即興演奏。
「新宿の三天才は、演劇の唐十郎、映画の足立正生、ジャズの富樫雅彦」と謳われた当時、このうちの二人が出会ったのが本作。
69年12月18日録音(翌年1月14日、富樫は脊髄を損傷し、下半身の自由を失うことに)、1971年日本コロムビアより発売。
富樫が天才ドラマーとして、伝統的なドラム・セットを駆使して、ライブに大活躍をとげた時期の最高の作品(ライナーより)

富樫自身がライナーノーツで言っている通り、このデュオは、即興演奏の極限に挑んだもので、フリージャズの頂点のひとつとしての世界的な名盤である。「きわめて闘争的な心理状態を描写しようと考えた」(富樫)というドラムとテナーの一騎打ちの演奏が占めた1曲目は、圧倒的な迫力で、若き天才ドラマーが作り出す、硬質だが恐ろしい迫力のビートにただただ圧倒される。その上を、豪放かつハイ・テンションな高木さんのテナーが悠々と泳ぐ。本作以前の富樫は、抽象空間を視た演奏だったのに対し、ここでは人間の内的心理と風景への視点となっている。凄まじい才能の全開ぶりは、本当にそれだけで素晴らしい。

[収録内容]
1. アイソレーションI(16:45)
2. アイソレーションII(19:08)
富樫雅彦…ドラムス、ヴァイヴ、マリンバ、チューブベル、ティンパニー
高木元輝…テナーサックス、バス・クラリネット 

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