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turntabrush「view of rainbow」(clockwise002)

販売価格 2,400円(税込2,640円)
型番 clockwise002

レーベル:clockwise recordings 
品番:clockwise002
format:CD
2005年4月6日

dj klockの別名義“turntabrush”が、ターンテーブルだけで作曲したファースト・アルバム


音で絵を描く……

コンピュータを使って、正確なリズムで音を鳴らすことは簡単だ。dj klockがセカンド・アルバム『sensation』の中でやろうとしたことのひとつは、コンピュータを使って、その正確な音の並びとズレた場所に音を入れる、そして、同じ音の並びが再び繰り返さないようにすることだった。

それが、ターンテーブルだとまったく逆のことになる。ターンテーブル上では、前の小節をまったく同じに繰り返すことは、正確に言えば無理だ。なぜなら、それは、人間の手によるものだから。繰り返そうとして、結局は、微妙に違うリズムを刻んでいる。意図せずして、バリエーションを生み出している。

ターンテーブルが筆なら、レコードは絵の具。針の重みはそのまま音の重みとなり、タッチはそのまま響きとなる。手が生み出す繊細でダイナミックな瞬間の数々、それらの複雑で絶妙な連鎖は、さまざまなカタチを次々に構成していく……。と同時に、私たちはそこに“ターンテーブリズム”の新たな地平を見ることになる。

2004年末、clockwise recordingsよりリリースされたdj klockのミックステープ『direction of rainbow』。これは、その年行われたUSツアーの中でも、彼自身もっとも手応えを感じたというニューヨークはブルックリンでのDJをライブ録音したものだった。今作『view of rainbow』は、前作からの連作となっている。ジャケットもまた前作に続き、kenji hirataが手がけている。彼は、ニューヨーク在住の日本人アーティストで、doze greenなどが所属し、世界中から多大なるリスペクトを受けるグラフィティ・チーム、barnstormersの中心的メンバーとして活動する気鋭のライターだ(www.kenjihirata.com)。

『direction of rainbow』、『view of rainbow』と続いた虹三部作は、clockwise recordingsよりリリース予定のdj klockの12インチ“rainbow ep”へとつながっていく。

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