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二プリッツ「講堂ブギ」(MIMI014) ※品切れ

販売価格 2,500円(税込2,750円)
型番 MIMI014

レーベル:HOREN
品番:MIMI014
フォーマット:CD
2003年4月5日発売
※品切れ

[Track List]
コウモリの夜
恋はどこに
町がぬれて
朝のブルーズ
いとこにキッス
夢じゃない
ランデヴー
ペンパルろっかじった
空に迷って
愛のひびき
まったるいブギー
基地のあたりで
講堂ブギ

ニプリッツ待望のサード・アルバム!!

静かだが確実な支持とセールスを得た97年1st「裏窓」、99年2nd「泥棒ごっこ」を経て、日本ロック裏本家の本流を歩む、ヒロシ(EX.頭脳警察/裸のラリーズ/だててんりゅう)率いるニプリッツが待望のサード・アルバムを完成。ますます揺れるヒロシの宙を舞う歌と不思議なギター、ジン(故チャー坊による再結成村八分のギタリスト)の鋭く冴え響くプレイ、タイゾウの安定したドラム、新加入の若き美人ベーシスト、ジュンコのアンサンブルが織りなす唯一無比「ニプリッツ/日本の子供」の世界。3〜4分のコンパクトなナンバーを中心に、前二作より一層キャッチーな仕上がりとなったヴィンテイジ・ハイスクール・文化祭ロケンロール。30余年にも渡るヒロシのロック生活を凝縮した重さを底に秘めつつ、突き抜けたポップさを決して忘れない名盤誕生。

[推薦コメント]
まず「いとこにキッス」というタイトルに異常反応してしまいました。いい曲ですね。びっくりしました。かつて「伯父さんに隠れて、いとこにキッスする」というシチュエーションを歌ったロックバンドがあったでしょうか?こんな甘酸っぱい曲を書けるのは、やっぱり天才少年ヒロシ君以外にいないのです。ただ、「僕の飛行機さわっていいよ」はどうなんでしょう?「姪っ子にキッス」じゃなくて本当によかった。
---ゆらゆら帝国/坂本慎太郎

ヒロシさんに初めてお会いしたのは、確か高校3年生の夏だったと思います。ジンさんは、高2くらいの時にライヴを観ました。知り合いのミュージシャンに「ヒロシさんはコインを入れないと動かないよ」と言われた直後に観たライヴ、多分僕が死ぬ時、走馬燈の一つとして思い出すことでしょう。どうしょうもないくらいネバネバしているのに、愛しくて、スカーッとするのはニプリッツ以外ありえません。新しいこのアルバムもまた、死んでいた僕の感覚をゾンビとしてよみがえらせるには十分、いや十二分です!!ロックは実のところいつもヒロシさんがつぶやいているダジャレに近いもの、いや、そのものかも知れないと思う今日この頃です。
---くるり/岸田繁

うらやましいぐらいにヒロシ(ニプリッツ)の音楽(ロック)はなにからも自由だ!。この自由を得るまでにヒロシは全身をただ、ただ、自分のロックのために今まで決して短くはない時間を費やして来た。一時は精神の病で長い時間を束縛されはしたが、天才ヒロシはヴォリューム10で、し なやかに自分のある場所、ヒロシのロックの場へもどって来た。ヒロシの回りはいつも笑い声が絶えない。天性の妖精的な何か人を惹きつけるたましいを持っている。が、それは台風の目のように、ヒロシの中心はとても静かでどこか孤独感が漂う。ヒロシのボーカル、ギターに孤独を感じているのは俺だけではないだろう。なにからも自由を得たニプリッツのヒロシのロックは、はかりしれないヒロシの孤独の代償としてすくっと仁王立ちしている。存在の手応えを感じられるCD(音源)が少ない中、ヒロシのロックは今、黄金に輝いている。
---頭脳警察/トシ・石塚俊明

何十年も夢に見ていた理想のロックにやっと会えたと思った。これは大人になってからオネショをしてしまった時の絶望と快感を知っている人の為の音楽。とかく、アンダーグラウンドという世界は深刻ぶるのがうまい奴ばかりは高級だと感違いされてもてはやされる。ニプリッツのポップさは、そんな中で不利ではあるかもしれないが、僕は断固支持する。こういう人が生きていて、しかも音楽をやっているということの賛成は戦争の反対なのだ。
---ECD

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