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レーベル:MIDI Creative
品番:CXLP1053
JAN:4522081900124
フォーマット:10インチアナログレコード
発売日:2023/10/25
トラックリスト
SIDE-A
01 Stoned Scott's Son
02 Donky Brothers
03 Paris, Aux Champs Elysees
SIDE-B
06 Snake Woman
05 Lucus Fire Man
04 Theme From "Hige"
作品詳細
マイホーム・ラウンジャーの君に贈る、ラウンジーでストレンジな外宇宙からの決定盤!?が、
黒い円盤になって再飛来!
細野晴臣氏のラジオ番組「Daisy Holiday!」のレギュラーゲストで、様々なアーティストのジャケット・アートワークなどを手掛けるデザイナー岡田崇氏が率いたヴァガボンド・シネマ・ポップス・アーケストラ。1997年リリースの6曲入りミニアルバムをアナログ10インチレコードで新装リリース。メンバーには現在、映画関連のデザインで大活躍する大島依提亜氏も在籍!レイモンド・スコットのカバー「Snake Woman」収録。ラウンジ愛好家、モンドミュージック愛好家たちを唸らせたアルバムです。
原真人氏による全曲最新リマスタリング
ライナーノーツ:松永良平
レビュー:Ego Plum(『The Cuphead Show!』)
たのしいすごろく付き!
今現在の世界で、このヴァガボンドは米西海岸のティプシーと並んで、最もイカレタ、またはイカシタ音を出している。 どちらのバンドもコテコテの生演奏に聞こえるが、それに騙されてはいけない。デジタル回路の見るアナログの夢、のようなものだ。視覚芸術でのヴァーチャルというのはまだまだ技術と意識操作が必要だが、音楽の世界では夢と現実の境がとっくに溶解し、変幻自在に時間と空間を行き来するようになってしまった。たとえばこのヴァガボンドである。50年代のイージー・リスニング系が30〜40年代ジャズのマイナー・マスターであるレイモンド・スコットと、70年代L.A.の偉大なロック・バンド、リトル・フィートに高円寺駅前で出会ってしまったような音を出している。またはティプシーの音がハイチのヴードゥー・レストランでカレーうどんを食べているような。つまりとても自由で開かれた、あるいは閉じているかもしれない、そのような場にコンタクトした感覚が、確実に育っているということだろう。
1997.8.15 Haruomi Hosono
<コメント>
(新しい)音楽はいずれ古くなる宿命を背負っている。古くなった時、ある人たちにはかつての顔馴染みになり、ある人たちには未知の遺跡になる。このヴァガボンドのレコードは「新しい」とか「古い」とかそういう軸で作られていない気がする。それなのにこ
のレコードはあらゆるプロセスをすっ飛ばしてあなたにとっての未知の遺跡であり、かつての顔馴染みになり得てしまう音楽だ。「新しい」も「古い」もない音楽かもしれないけど、こうやって再発されたんだ、聴くなら今だよ!!
澤部渡(スカート)
VAGABOND
抜群の着想、音色選びのセンスの良さと個々の音色がよく把握できる粒ダチが良く先の読めないアレンジ、短い単位のフレーズを組み合わせているところにファンキーさも感じる。よくまとまった演奏でしかもインタープレイには興味がなさそうな印象にとても好感が持て、またその感じがオブジェ感を際立たせてもいる。
上野耕路
1990年頃、僕はフリッパーズやピチカート、サバービアスイートなどの影響で、洒落た映画音楽や小気味良いジャズやボッサ、イージーリスニングからモンド系まで、GOOD MUSICをグッと深掘りするようになった。その頃出会った岡田君のヴァガボンドは、正にそれを体現していて一遍に恋に落ちてしまった!当時僕がやっていたブリッジと一緒に“Accordion Go Crazy”(91年6月3日)なんてタイトルを付けて共演したりもした。熱い時代!残念な事に、この名作がリリースされた97年9月頃、僕はソロの2ndアルバムのレコーディングでスウェーデンに長期滞在していて、この作品の記憶がほとんど無い。しかし今この衝撃的な名盤を、かつてのようにレコード屋さんの棚から掘り当てたような気分で聴けている事が心から嬉しい!岡田君、最高です!!
カジヒデキ
<1997年発売当時のコメント>
ニッカポッカーでジャック・タチな頃からのファンです。きっとスリー・サンズのもってたフレンチな雰囲気を一番よく分かってる人達。カクテルズなき今、ポップ・フィールドでレイモンド・スコットをカヴァーするなんてヴァガボンドくらい。貴重です。いつまでも続けてね。
小柳帝
僕はユーモアのあるデザインが好きで、 デザイナーの岡田君によく仕事を頼むのだが、 彼が作る音楽にもユーモアがいっぱい 詰まっていたので、ビックリ。 音楽ファンとしては もっとハデに活動してほしいが、 エディターとしてはそれだと困ってしまう。 こういうのを逆・うれしい悲鳴というのだろうか。
川勝正幸
ヴァガボンド、誰の子供?不良のパパが沢山いるなんて、ふしだらな感じだけど、やさしくってしっかりもののママに可愛がられて育った素敵なヴァガボンド!
常盤響
私はクールなデザインをする岡田さん、NRBQ友の会の熱血児、岡田さんしか知りませんでしたが、ミュージシャンでもあるなんておみそれしました。レイモンド・スコットなんて、くすぐりますね。双六が出来るパッケージも楽しいです。フル・アルバムを早く聴かせてください。
長門芳郎(パイドパイパーハウス)
どんなモンド!そんなヴァガボンド! キュートじゃないけど可愛らしい、 スタイリッシュじゃないけどセンス抜群。 ラウンジ、、、ラウンジャー、、、、ラウンジネスト! ヴァガボンド・シネマ・ポップス・アーケストラのデビューアルバムは20世紀最後の世にも不思議な物語。
コモエスタ八重樫
ヴァガボンドのメンバーって何人いるんですか?
ぜひ教えて下さい
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
小学3年生の頃の詩に“スーパーマンの様に空き缶を蹴る”と名文を書いたヴァガボンドの岡田クンは20年後の今も同じ気持ちなのでしょう。彼は小学生の頃からこんな人でした。当時はガタゴン2号と呼ばれてたけどね。
片寄明人 Great3(小学校同級生)
なんか救われたような気がした
東京のぼんやりとした夜空に流星を見た
そんな気分です
ヴァガボンドはセンス良すぎます
直枝政広(カーネーション)
素晴しい。革靴でバリ島に行ったようなサウンド。
97 SUMMER 最近犬に噛まれたMOOG山本(Buffalo Daughter)
このヴァガボンドも、僕のファンタスティック・プラスチック・マシーンも、最近世に言うところのいわゆるラウンジ〜モンドっていうジャンル(?)の代表的バンドってことになるんでしょうね、きっと。ま、これはこれでお互い素直に受けとめておくことにしましょうか。
でも先日、メンバーの岡田君と意外にも、某所で行われたグリニッジビレッジだか、ベアーズビルだかをテーマにしたイベントで偶然鉢合せして、NRBQとハース・マルティネスの話で盛り上がった。「いやぁ、実はこの辺りの音も大好きなんですよねぇ」とニッコリ笑う彼を見て、「なあんだそうか、そういうことだったのか」と、なぜかとても嬉しくなった。
田中知之(ファンタスティック・プラスチック・マシーン)
ノーマン・メイラーの「僕自身のための広告」じゃないけれど僕も今年の秋のHIPとSQUAREについて考えてみた
HIP / SQUARE バビチン / くさなぎつよし 岡田崇 / 中居正広 ずめっち / キムタク 水本くん / 近所の犬 まかべくん / 稲垣吾郎 イデアくん / 香取慎吾 ぼくが女だったら惚れます ルロイ・アンダーソンと共に起きてVAGABONDで眠る そんな生活だ。
関美彦
品番:CXLP1053
JAN:4522081900124
フォーマット:10インチアナログレコード
発売日:2023/10/25
トラックリスト
SIDE-A
01 Stoned Scott's Son
02 Donky Brothers
03 Paris, Aux Champs Elysees
SIDE-B
06 Snake Woman
05 Lucus Fire Man
04 Theme From "Hige"
作品詳細
マイホーム・ラウンジャーの君に贈る、ラウンジーでストレンジな外宇宙からの決定盤!?が、
黒い円盤になって再飛来!
細野晴臣氏のラジオ番組「Daisy Holiday!」のレギュラーゲストで、様々なアーティストのジャケット・アートワークなどを手掛けるデザイナー岡田崇氏が率いたヴァガボンド・シネマ・ポップス・アーケストラ。1997年リリースの6曲入りミニアルバムをアナログ10インチレコードで新装リリース。メンバーには現在、映画関連のデザインで大活躍する大島依提亜氏も在籍!レイモンド・スコットのカバー「Snake Woman」収録。ラウンジ愛好家、モンドミュージック愛好家たちを唸らせたアルバムです。
原真人氏による全曲最新リマスタリング
ライナーノーツ:松永良平
レビュー:Ego Plum(『The Cuphead Show!』)
たのしいすごろく付き!
今現在の世界で、このヴァガボンドは米西海岸のティプシーと並んで、最もイカレタ、またはイカシタ音を出している。 どちらのバンドもコテコテの生演奏に聞こえるが、それに騙されてはいけない。デジタル回路の見るアナログの夢、のようなものだ。視覚芸術でのヴァーチャルというのはまだまだ技術と意識操作が必要だが、音楽の世界では夢と現実の境がとっくに溶解し、変幻自在に時間と空間を行き来するようになってしまった。たとえばこのヴァガボンドである。50年代のイージー・リスニング系が30〜40年代ジャズのマイナー・マスターであるレイモンド・スコットと、70年代L.A.の偉大なロック・バンド、リトル・フィートに高円寺駅前で出会ってしまったような音を出している。またはティプシーの音がハイチのヴードゥー・レストランでカレーうどんを食べているような。つまりとても自由で開かれた、あるいは閉じているかもしれない、そのような場にコンタクトした感覚が、確実に育っているということだろう。
1997.8.15 Haruomi Hosono
<コメント>
(新しい)音楽はいずれ古くなる宿命を背負っている。古くなった時、ある人たちにはかつての顔馴染みになり、ある人たちには未知の遺跡になる。このヴァガボンドのレコードは「新しい」とか「古い」とかそういう軸で作られていない気がする。それなのにこ
のレコードはあらゆるプロセスをすっ飛ばしてあなたにとっての未知の遺跡であり、かつての顔馴染みになり得てしまう音楽だ。「新しい」も「古い」もない音楽かもしれないけど、こうやって再発されたんだ、聴くなら今だよ!!
澤部渡(スカート)
VAGABOND
抜群の着想、音色選びのセンスの良さと個々の音色がよく把握できる粒ダチが良く先の読めないアレンジ、短い単位のフレーズを組み合わせているところにファンキーさも感じる。よくまとまった演奏でしかもインタープレイには興味がなさそうな印象にとても好感が持て、またその感じがオブジェ感を際立たせてもいる。
上野耕路
1990年頃、僕はフリッパーズやピチカート、サバービアスイートなどの影響で、洒落た映画音楽や小気味良いジャズやボッサ、イージーリスニングからモンド系まで、GOOD MUSICをグッと深掘りするようになった。その頃出会った岡田君のヴァガボンドは、正にそれを体現していて一遍に恋に落ちてしまった!当時僕がやっていたブリッジと一緒に“Accordion Go Crazy”(91年6月3日)なんてタイトルを付けて共演したりもした。熱い時代!残念な事に、この名作がリリースされた97年9月頃、僕はソロの2ndアルバムのレコーディングでスウェーデンに長期滞在していて、この作品の記憶がほとんど無い。しかし今この衝撃的な名盤を、かつてのようにレコード屋さんの棚から掘り当てたような気分で聴けている事が心から嬉しい!岡田君、最高です!!
カジヒデキ
<1997年発売当時のコメント>
ニッカポッカーでジャック・タチな頃からのファンです。きっとスリー・サンズのもってたフレンチな雰囲気を一番よく分かってる人達。カクテルズなき今、ポップ・フィールドでレイモンド・スコットをカヴァーするなんてヴァガボンドくらい。貴重です。いつまでも続けてね。
小柳帝
僕はユーモアのあるデザインが好きで、 デザイナーの岡田君によく仕事を頼むのだが、 彼が作る音楽にもユーモアがいっぱい 詰まっていたので、ビックリ。 音楽ファンとしては もっとハデに活動してほしいが、 エディターとしてはそれだと困ってしまう。 こういうのを逆・うれしい悲鳴というのだろうか。
川勝正幸
ヴァガボンド、誰の子供?不良のパパが沢山いるなんて、ふしだらな感じだけど、やさしくってしっかりもののママに可愛がられて育った素敵なヴァガボンド!
常盤響
私はクールなデザインをする岡田さん、NRBQ友の会の熱血児、岡田さんしか知りませんでしたが、ミュージシャンでもあるなんておみそれしました。レイモンド・スコットなんて、くすぐりますね。双六が出来るパッケージも楽しいです。フル・アルバムを早く聴かせてください。
長門芳郎(パイドパイパーハウス)
どんなモンド!そんなヴァガボンド! キュートじゃないけど可愛らしい、 スタイリッシュじゃないけどセンス抜群。 ラウンジ、、、ラウンジャー、、、、ラウンジネスト! ヴァガボンド・シネマ・ポップス・アーケストラのデビューアルバムは20世紀最後の世にも不思議な物語。
コモエスタ八重樫
ヴァガボンドのメンバーって何人いるんですか?
ぜひ教えて下さい
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
小学3年生の頃の詩に“スーパーマンの様に空き缶を蹴る”と名文を書いたヴァガボンドの岡田クンは20年後の今も同じ気持ちなのでしょう。彼は小学生の頃からこんな人でした。当時はガタゴン2号と呼ばれてたけどね。
片寄明人 Great3(小学校同級生)
なんか救われたような気がした
東京のぼんやりとした夜空に流星を見た
そんな気分です
ヴァガボンドはセンス良すぎます
直枝政広(カーネーション)
素晴しい。革靴でバリ島に行ったようなサウンド。
97 SUMMER 最近犬に噛まれたMOOG山本(Buffalo Daughter)
このヴァガボンドも、僕のファンタスティック・プラスチック・マシーンも、最近世に言うところのいわゆるラウンジ〜モンドっていうジャンル(?)の代表的バンドってことになるんでしょうね、きっと。ま、これはこれでお互い素直に受けとめておくことにしましょうか。
でも先日、メンバーの岡田君と意外にも、某所で行われたグリニッジビレッジだか、ベアーズビルだかをテーマにしたイベントで偶然鉢合せして、NRBQとハース・マルティネスの話で盛り上がった。「いやぁ、実はこの辺りの音も大好きなんですよねぇ」とニッコリ笑う彼を見て、「なあんだそうか、そういうことだったのか」と、なぜかとても嬉しくなった。
田中知之(ファンタスティック・プラスチック・マシーン)
ノーマン・メイラーの「僕自身のための広告」じゃないけれど僕も今年の秋のHIPとSQUAREについて考えてみた
HIP / SQUARE バビチン / くさなぎつよし 岡田崇 / 中居正広 ずめっち / キムタク 水本くん / 近所の犬 まかべくん / 稲垣吾郎 イデアくん / 香取慎吾 ぼくが女だったら惚れます ルロイ・アンダーソンと共に起きてVAGABONDで眠る そんな生活だ。
関美彦
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