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横山 起朗 / GLASS TOMORROW

販売価格 2,727円(税込3,000円)
型番 FETE013//nagi-070

レーベル:fete musique / nagi label
品番:FETE-013 / nagi-070
JAN:4582561402128
フォーマット:CD
発売日:2024/7/26

曲目


1. 冬の花火
2. sundial
3. タイスの暝想曲
4. 34
5. water
6. fragment
7. turning
8. sopot
9. evening tide
10. she was the sea - trio ver -
11. GLASS TOMORROW
12. 窓の外は移り変わる

作品詳細


ピアノを中心に、自身初となるヴァイオリンとチェロを取り入れた作品集。
本作は、静的であると同時に力強く奏でられ、作品の表裏を弾ききっていく。
本作の楽曲は、旋律を先に作りそこから和声を組み立てていく手法をとり、より聴く者の深部へと届く。
M1 「 冬の花火」では、過去を懐かしむような浮遊感のある旋律から始まる。M3「タイスの瞑想曲」では、演奏のテンポを落とすことにより、旋律がより冴え、多くの人に既に聞かれてきた楽曲の新たな豊かさに気づく。元はソロピアノの作品である M10「she was the sea -trio ver-」は、ヴァイオリンとチェロを加えアレンジし、原曲の純度の高い旋律を生かしたまま、時の洗礼に耐えうる音楽の強度を高めた。

アルバムタイトルでもあるM11「GLASS TOMORROW」は、この曲が出来たからこのアルバムを作ったと横山が言うように、本作の肝心として、繊細に、そして力強く鳴り響きフィナーレを飾る。
本作では、ヴァイオリニストの根本理恵、チェリストの鈴木知聖が演奏に参加している。

写真は原田教正の作品。
果物たちが明日を待つ人の姿のように見え、本作 GLASS TOMORROW について、「この曲が明日を待つ誰かの何かになれば嬉しい」と語る横山の想いと重なった。
デザインは横山のアルバムやコンサートのディレクションを手がける山口明宏。
本作は fete musique と横山自身のレーベルnagi label との共同制作でリリースされる。



とある朝
GLASS TOMORROW の旋律が生まれた
この旋律が出来たとき僕は思った
「この曲があれば先に進める」と
日々はきっと ガラスのように壊れやすい
僕がその旋律に救われたように
この音楽が明日へと進む すべての人の
“ 何か” になれたら嬉しく思います
Text by 横山 起朗



横山起朗(よこやま たつろう)
Pianist | Composer
武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコース卒業後、ポーランド国立ショパン音楽大学でピアノを学ぶ。
クラシック音楽の研鑽を通じ、より静寂を内包した物語性のある音楽を求めるようになり、ワルシャワにて作曲を始めソロピアノのアルバムを制作する。
これまでに『Solo Piano 01:61』『SHE WAS THE SEA』『moonless』『If You Were Closer』『quiet new』をリリースし、2024 年3 月には、音楽家 鈴木惣一朗 a.k.a ワールド・スタンダードによるプロデュース『Maebure』をリリース。
現在は故郷の宮崎に拠点を置き、自身のピアノ音楽表現の他、CM やテレビ番組等の楽曲提供、電子音楽と映像を届けるプロジェクト「nuun」、和楽器を主体に演奏活動を行う「Re:connect」のメンバーとしても活動し、地元の宮崎放送MRT ラジオ「be quiet - 世界で一番静かなラジオ-」のパーソナリティを務めるなど、幅広く活動している。ニューアルバム『GLASS TOMORROW』を2024 年7 月26 日リリース。

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