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Dynamitebach「越天虹水戦使節」(CLAY0009)

販売価格 1,600円(税込1,760円)
型番 CLAY0009

レーベル:CLAY
品番:CLAY0009
フォーマット:CD
2007.1.20発売予定


[track list]
1.What is lightbody?
2.clarion call
3.Holographic unpluged omniverse
4.5-7-5 for Ra from central sun
5.E.T 101
6.3rd Wings of D.F.A
7.Tashira's Lotus
8.Hand drawn the Trinity
9.Red Resonance snake-kin 85
10.karin' Axiotonal Alignment
11.The Johmon echo hill
12.pumpkinkyesystemoogoddess
13.No flood Mo Rainbow Warriors
14.ZiondrarchangelovelvetrinitY





「今日びのトレンド?からは気持ちよいほど掛け離れまくった、濃密にして不可解な音の奔流、渦巻き、滝、、、だがこの不思議に澄み切った聴後感は何だろう?朝日のようにさわやかに、ダイナマイトバッハはわれわれの耳と記憶をシェイクする」
−−−佐々木敦

「踊れないダンス・ミュージック、心かき乱されないノイズ・ミュージック。突然生まれる新しい音楽のカケラ。」
−−−都築響一






ダイナマイトバッハとは直崎人士主宰によるdynamitebach Records所属の音楽制作集団の総称。ライヴでは2名〜16名まで、用途に応じて随時変化する。

ジャケットは『日本珍紀行』『TOKYO STYLE』でおなじみの都築響一が手掛けている。氏が撮られてきた作品の中から、サウンド=世界観にあうものを自らセレクトした。まさにナイトメアな廃園となった宝塚市の遊園地である。クラブ、エレクトロニカ〜テクノ、民族音楽、DUB、現代音楽、ニューエイジ・ミュージックetcとキーワードが去来するが、どれもすり抜けてしまう。なんとも収まりが悪いのだ。
目に痛いほどカラフルでめまぐるしい電子音界。変則乱打を身上とするモスキート級フィリピン・ボクサーのように、一カ所にじっとしていられない荒川良々似のADHD障害児のように、モノクロームにすら虹色を幻視する献身的ストーカーのように・・・一聴しただけでは、戸惑うだけかもしれない。クラブミュージックの美徳とされるような定石もことごとく外している。まずは過剰な、まさに洪水のような音数。なんと三層にわたってオーバーダブされているという。ビートはありながら、分離感はなく、渾然一体となった音塊。残響、メロディ、BPMの綻び、エフェクト、精神性が、等価値に並列されている。
ジャンルやスタイルで括るより、ただただ感じて欲しい一枚。一音のみならず、一拍ごとに込められてしまったノイジーな喜怒哀楽と美しさを、鼓膜に焼きつけて欲しい一枚。
標高3000メートル以上に籍をおく地下生活者のためのLOHAS的(まもなく死語)音楽!

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