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レーベル : BRIDGE INC.　
品番:BRIDGE099
JANコード:4582237811681
フォーマット:CD(初回限定紙ジャケット仕様/24bit 2007年度版最新リマスタリング音源使用)
2007.5.02発売

[収録内容]　
全8曲入り　（全曲スタンダードナンバーのカヴァー）
1. グレイヴィー・ワルツ
2. バイ・バイ・ブラックバード
3. グッド・ライフ
4. チェインズ・オブ・ラヴ
5. サマー・タイム
6. イエス・サー・ザッツ・マイ・ベイビー
7. アイム・ウォーキン
8. グッド・モーニング・ハートエイク

メンバー:
安田　南(Vocal)
YAMAMOTO TSUYOSHI TRIO
・山本　剛(Piano)　　
・福井五十雄(Bass)　　
・小原哲次郎(Drams)　　
大友義雄(alto sax)

●解説：松永良平（リズム＆ペンシル/ハイファイ･レコード･ストア）
●山下洋輔や矢野顕子、筒井康隆なども贔屓にした伝説のライブハウス、ロブロイの女主人：遠藤瓔子のオリジナルのライナーノーツ封入

オリジナルリリース:1974年　KING Bellwood
Recorded At Jazz Club "ROB-ROY" In Aoyama 19Th February 1974

● 安田南 / SOUTH　ついに　紙ジャケットで登場。今もなお輝きつづける力のある作品。
● 初回限定紙ジャケット仕様。24BITの2007年度版最新リマスタリング音源仕様。

西岡恭蔵の名曲「プカプカ」のモデルとなった伝説の女性アーティスト、安田南の1STアルバム。
彼女の歌は決して上手いと言えるものではないが、歌を自分のものにしてしまうという点において、揺るぎのない力があった。ふらふらと感受性をまるだしにして歌うその歌には嘘がないのだ。
安田南はあまりにも安田南でありすぎたのだ。1978年頃、彼女の名前は忽然とこの世界から消えてしまった。
彼女に関わった多くの人たちは、今なお現役で活躍している。この20数年の間にはこの消えた足取りを探そうとした人たちもいただろう。だが今もなお、安田南がどこでどうしているのか、だれも知らないままである。

1974年2月19日伝説のジャズ・クラブ青山ROB-ROYにて安田南がここ一番、という時に必ず指名する山本剛トリオ+大友義雄を起用して録ったライブ録音盤。
このレコードは、出来不出来より、南はいつもこんな場所でこんな風に歌ってますよ、という意味合いの方を尊重して欲しいから、気心の知れた仲間と気心の知れた場析でのちょっとしたお遊び、という気持を披露してみた、といったいかにも安田南のスタンスでリリースされた1ST。
本作のアルバムタイトルは名前から由来してシンプルに「South」。