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レーベル:compare notes
品番:cn-0030
JAN:4582237822823
フォーマット:CD
発売日:2011.9.25
「生けるものすべてのいとなみが紡いでいく「奇跡」たちは、あらゆるものをつないで、
多くの方がご存知の通り、京都という街は、多くの文脈とはまったく関係のないとんでもない“異端”を産み落とす。にしもとひろことイガキアキコの2人による“たゆたう”も、間違いなくそんな異端の系列の先にいるグループ。6年ほど前より京都の名店アバンギルドをベースに、小さなカフェや食堂、保育園等、場所にこだわらない地道なライヴ活動を続け、その奔放(極まりない!)にしもとの歌声と、流麗かつ男気溢れるイガキのバイオリンによる絶妙のアンサンブルが、ジワジワと話題を集め始める。2008 年、テニスコーツさやや宇波拓らの協力を得て制作されたアルバム『いちにちのながさをはなうたできめる』(compare notes)は、今もなおロングセラーを記録。彼女たちは、楽器を片手にフットワークも軽く日本中を闊歩、その「緩い」空気を振りまき続けている。
しかし、最初に書いておくけれど、このセカンドアルバム『糸波』はそんな「緩い空気」を収めたものではない。彼女たちの緩さ、奔放さが大好きな方、ホントーに申し訳ありません。
ここに記された8ピースの楽曲は、希代のサウンド・アーティスト/エンジニアである大城真との丁寧な共同作業によって産まれたもの。2010年の夏、瀬戸内海の豊島に滞在中、そのドキュメントの録音を大城が担当(その音源は本作には未収録)。その時の信頼感を繋げたまま、大城の自宅スタジオにおいて、うんざりするほどの多重録音を施した結果が、この『糸波』には収められている。
アルバムは、たおやかなアコースティックギターのコードトーンで始まる。この1音のくっきりとした輪郭、そしてそこに導かれる天上のハーモニーだけで、このアルバムに収められている「意思」がはっきりと伝わってくるはず。目の前で鳴っている音の先にあるもの……バイオリンのボウが奏でる弦の軋み、声を発する直前の小さなブレス、アルペジオを紡ぐ指先の暖かさ、楽器を持つ瞬間の緊張感……そんな細やかな音以外の音が耳をくすぐり、そして脳を悦ばせてくれることだろう。このような真摯な作品に対して、「癒し」だの「森ガール」だの、「ゆるゆる」だの「京都系」だの……そんな曖昧な表現でごまかす輩は、その舌の根をひっこ抜いてやる!本気で。
大城はもちろん、SAKEROCK の伊達男ベーシスト田中馨、バウロン奏者トシバウロン、テニスコーツさや、森ゆに、annayamada、bobo ……この数年の間に出会った人たちとの大切な繋がり。小さな点が線を繋ぎ、そして、今、大きな円を描き始めている。3曲目の「つきにうたかた」を聴けば、その「円」がどのような形をしているかが分かるだろう。本作は、本当に真面目過ぎるほど真面目に、一歩一歩前に進んできたアーティストとしての彼女たちのマイルストーンとも言える大きな大きな作品。心して聴いていただければこれ幸いです。
1 はじまりの麓
2 星つむぐ海をわたる
3 つきにうたかた
4 廻るおとずれ
5 ひそやかなせかいのきせき
6 おいわいのうた
7 ここであいましょう
8 いのちのいえ
【にしもとひろこ】
うたとギターでのソロ活動のほか、SUZMENBA、Maison de sistelia へのボーカル・コーラスサポート、声と楽器を用いた音を紡ぎながらの身体表現でダンサーとのコラボレーションも試みる。その他、主に墨汁を使用したペインティングでのライブパフォーマンス、イラストレーション、グラフィックデザイン、ものづくり、住まいにおける家具作り、一坪畑いじりなど、その表現は多岐にわたる。2011 年末にイラストレーションを中心とした個展を予定。
【イガキアキコ】
ショピン、花*花、持田香織、dry revere string、河島翔馬、友川カズキ、water water camel、イノトモなどのレコーディング・ライブサポートのほか、電気ジプシー・スペシャル、Fanfare Roma'n-garde などジプシー音楽色の強いバンド活動や、様々なミュージシャン・ペインター・ダンサーとの即興ライブを行なう。また、劇団・子供鉅人での演奏や楽曲提供のほか、CM、企業ウェブサイト、映像作品などへの楽曲提供などジャンルを超える音楽活動を行う。傍ら、グラフィックデザインやアクセサリー・小物制作(9/13縲?25まで京都のギャラリーにて展示販売予定)、京都造形芸術大学にて非常勤講師を勤めるなど、常にクリエイターとしての姿勢をもって活動中。
品番:cn-0030
JAN:4582237822823
フォーマット:CD
発売日:2011.9.25
作品詳細
「生けるものすべてのいとなみが紡いでいく「奇跡」たちは、あらゆるものをつないで、
どんなに小さくても光ってる。そのちいさなきせきを、どうか見逃しませんように」
より美しく、そして驚くほどの強靭さを湛えた、たゆたうのセカンド・アルバム。
その生々し過ぎる躍動と変化に、あなたは間違いなく驚き、心震わされるだろう。
多くの方がご存知の通り、京都という街は、多くの文脈とはまったく関係のないとんでもない“異端”を産み落とす。にしもとひろことイガキアキコの2人による“たゆたう”も、間違いなくそんな異端の系列の先にいるグループ。6年ほど前より京都の名店アバンギルドをベースに、小さなカフェや食堂、保育園等、場所にこだわらない地道なライヴ活動を続け、その奔放(極まりない!)にしもとの歌声と、流麗かつ男気溢れるイガキのバイオリンによる絶妙のアンサンブルが、ジワジワと話題を集め始める。2008 年、テニスコーツさやや宇波拓らの協力を得て制作されたアルバム『いちにちのながさをはなうたできめる』(compare notes)は、今もなおロングセラーを記録。彼女たちは、楽器を片手にフットワークも軽く日本中を闊歩、その「緩い」空気を振りまき続けている。
しかし、最初に書いておくけれど、このセカンドアルバム『糸波』はそんな「緩い空気」を収めたものではない。彼女たちの緩さ、奔放さが大好きな方、ホントーに申し訳ありません。
ここに記された8ピースの楽曲は、希代のサウンド・アーティスト/エンジニアである大城真との丁寧な共同作業によって産まれたもの。2010年の夏、瀬戸内海の豊島に滞在中、そのドキュメントの録音を大城が担当(その音源は本作には未収録)。その時の信頼感を繋げたまま、大城の自宅スタジオにおいて、うんざりするほどの多重録音を施した結果が、この『糸波』には収められている。
アルバムは、たおやかなアコースティックギターのコードトーンで始まる。この1音のくっきりとした輪郭、そしてそこに導かれる天上のハーモニーだけで、このアルバムに収められている「意思」がはっきりと伝わってくるはず。目の前で鳴っている音の先にあるもの……バイオリンのボウが奏でる弦の軋み、声を発する直前の小さなブレス、アルペジオを紡ぐ指先の暖かさ、楽器を持つ瞬間の緊張感……そんな細やかな音以外の音が耳をくすぐり、そして脳を悦ばせてくれることだろう。このような真摯な作品に対して、「癒し」だの「森ガール」だの、「ゆるゆる」だの「京都系」だの……そんな曖昧な表現でごまかす輩は、その舌の根をひっこ抜いてやる!本気で。
大城はもちろん、SAKEROCK の伊達男ベーシスト田中馨、バウロン奏者トシバウロン、テニスコーツさや、森ゆに、annayamada、bobo ……この数年の間に出会った人たちとの大切な繋がり。小さな点が線を繋ぎ、そして、今、大きな円を描き始めている。3曲目の「つきにうたかた」を聴けば、その「円」がどのような形をしているかが分かるだろう。本作は、本当に真面目過ぎるほど真面目に、一歩一歩前に進んできたアーティストとしての彼女たちのマイルストーンとも言える大きな大きな作品。心して聴いていただければこれ幸いです。
曲目
1 はじまりの麓
2 星つむぐ海をわたる
3 つきにうたかた
4 廻るおとずれ
5 ひそやかなせかいのきせき
6 おいわいのうた
7 ここであいましょう
8 いのちのいえ
プロフィール
【にしもとひろこ】
うたとギターでのソロ活動のほか、SUZMENBA、Maison de sistelia へのボーカル・コーラスサポート、声と楽器を用いた音を紡ぎながらの身体表現でダンサーとのコラボレーションも試みる。その他、主に墨汁を使用したペインティングでのライブパフォーマンス、イラストレーション、グラフィックデザイン、ものづくり、住まいにおける家具作り、一坪畑いじりなど、その表現は多岐にわたる。2011 年末にイラストレーションを中心とした個展を予定。
【イガキアキコ】
ショピン、花*花、持田香織、dry revere string、河島翔馬、友川カズキ、water water camel、イノトモなどのレコーディング・ライブサポートのほか、電気ジプシー・スペシャル、Fanfare Roma'n-garde などジプシー音楽色の強いバンド活動や、様々なミュージシャン・ペインター・ダンサーとの即興ライブを行なう。また、劇団・子供鉅人での演奏や楽曲提供のほか、CM、企業ウェブサイト、映像作品などへの楽曲提供などジャンルを超える音楽活動を行う。傍ら、グラフィックデザインやアクセサリー・小物制作(9/13縲?25まで京都のギャラリーにて展示販売予定)、京都造形芸術大学にて非常勤講師を勤めるなど、常にクリエイターとしての姿勢をもって活動中。
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