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南谷朝子「橙色」(NANYA001) ※品切

販売価格 952円(税込1,047円)
型番 NANYA001

レーベル:トランジスターレコード 
品番:NANYA-001
JAN:4931661133225
フォーマット:CDシングル
2007.6.21発売
※品切


[収録曲と楽曲解説]
1.梅雨のオキナワ‐旅は嫌いじゃない、沖縄を訪れたのは3回。そのうち2回が雨、割り切れてもしょうがない...そんな思いを「梅雨のオキナワ」へ。
2.たそがれに...-清水邦夫の戯曲中の挿入歌です。楽曲の構成上、南谷が少し加えました。 ミラーボールがきらきら回るダンスホールを想像しながら創りましたが...
3.ゴースト・ストリート‐旅で生まれた楽曲のひとつ。言葉の多い私の音楽。弾丸のようなリズムと言葉が聴く人の耳に突き刺されば、と思います。

[Musicians]
南谷朝子−Vocals.Guitar
鈴木祐輔−Guitar
園山光博−Saxphone
HONZI−Violin.Chorus
中村敦−Drums
浜崎賢太−Bass
坂下秀実−Keyboard


早川義夫や知久寿焼とも親交がある、舞台女優でありシンガーソングライターの南谷朝子。
パワフルな歌声と心に響く詞・曲を引っさげて登場!!
今秋発売のアルバムより先行シングルカットです。

南谷朝子の美声と言葉を伝える事の出来る稀有な歌唱力と共にLive活動を通じて練り上げたメンバーによる楽曲は、あなたの記憶の中にルーツを求めていくでしょう。




 長い間私は、ひとの書いた「ことば」に、自分の魂が乗り移る瞬間に快感を感じていた。 俳優という生業に。
一方でずっと『何かが足りない』という欠落感が私に付きまとっていた。
20世紀のおわりに、渋谷のジァンジァンで音楽劇を創った。その時 早川義夫 の音楽に出会った。 『埋葬』という曲を歌う。「足りない何か」の一つが、モゾモゾと動くのを感じた。 それはメロデイー。
次に、私は小学校の頃の日記を引っ張り出してみた。マンガ付きの「詩」がたくさん書いてあって『詩人になりたい』とあった。「足りない何か」のもう一つは、「自分のことば」だと思われた。
21世紀になると、俳優の仕事のお供にギターを抱えていった。『詩人になりたかった』私は「自分のことば」をギターのコードに乗せ始めていた。
2003年、南青山マンダラで音楽劇を創った。 その時も早川義夫の曲「父さんへの手紙」歌った。マンダラの人に「一人で歌ってみませんか?」と誘われ、私は弾き語り歌手への第一歩を踏み出した。
もとより「ことば」を届ける仕事をしている私が、こんどは「自分のことば」をメロディーにのせて歌う・・・。
歌い始めた私に、耳を傾けるひとが増えて、私を後押ししてくれる。「もっと、もっと、もっと、南谷朝子のことばを聴かせてくれ。」・・・・と。
こうなったら、一人でも多くの人に「私のことばに私の魂が乗り移る瞬間」を見届けて欲しい。 と今は思う。

                                2007年吉日  南谷朝子

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