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レーベル:teachers
品番:teachers02
フォーマット:CD
2008.2.01発売
[曲目]
1.run
2.木曜日
3.煙突
4.good
5.落花生
6.ウインドパーカ
7.sea & shell
[credit]
M.A.G.O. HA*(percussion,vo),冨岡映里(guitar,vo)
recorded and mixed by 稲田誠
photo by 都築響一
ゲスト:植野隆司(テニスコーツ)、BINGO(54-71)、吉田ヤスシ、青野忠彦(Suspiria)、松井一平( TEASI/OUT OF TOUCH)
[作品紹介]
マザー・グースの童謡によると「木曜日生まれの子はどこまでも行く」らしい。さて、ちぐはぐな靴でヨタヨタと駆け出したまま、いつになっても帰ってこない家出少女がふたり。夕餉の温かな香りが道々に漂い始めても、団欒の笑い声にうしろ髪を引かれても、涙をこらえてヨタヨタ、ヲタヲタ。それが、 tomioとHA*、つまりはM.A.G.O.なのだ。ちなみに tomio(exザ・コケッシーズ)は、クラシック・ギターを驚くほど達者に爪弾きながら歌い、HA*は、ハンドソニックというサンプラー/パーカッションを叩いたり、手をかざしたり、もしくは踊ったりしながら歌っている。
さて、衝撃(?)のファースト・アルバム『an odd pair of shoes』( compare notes)から実に3年半振り。彼女たちは『THURSDAY』片手に、大勢の仲間を引き連れてご帰還あそばした。その木曜会というべきゲスト・チームのメンバーを紹介していくと、そこにはtomioと同じくexザ・コケッシーズ、現ピジョンズのサミー(Ds)がいて、 TEASI/OUT OF TOUCHの松井一平(G)がいて、さらに、テニスコーツの植野隆司(Sax)、Suspiriaの吉田ヤスシ(Vo)と青野忠彦( Ds)、54−71のBINGO(Key)がいる。その上、Suspiria/BRAZIL/ PAAPの稲田誠(B)がプレイヤーとして参加しただけでなく、録音/ミッ クスまでも手がけていて、それが本作の熱帯林のような音像を支えていることも忘れてはならないだろう。
とにかく、本作で耳を惹きつけられるのは、まず生々しさだ。少し湿っていて、指でつつくとボンっと跳ね返るような肉厚さがある。しかも、ふたりの歌声も、吐息を漏らしていたかと思うと突然騒ぎ出したりして、ますます手に負えない。どこか密室的な(親密な、としても良いだろう)世界観はそのまま、しかし、ここでは、隙間から光が射し、縦横に風が通っていくのを満面の笑みで迎えているのだ。彼女たちの音楽をうまく表わせるジャンル名などないし、きっと、これからも発明されないだろう。だけど、みんなが M.A.G.O.を愛している。その名付け親である都築響一氏も、ライヴで共演したソニック・ユースやイースタン・ユースも、そしてあなたも。
品番:teachers02
フォーマット:CD
2008.2.01発売
[曲目]
1.run
2.木曜日
3.煙突
4.good
5.落花生
6.ウインドパーカ
7.sea & shell
[credit]
M.A.G.O. HA*(percussion,vo),冨岡映里(guitar,vo)
recorded and mixed by 稲田誠
photo by 都築響一
ゲスト:植野隆司(テニスコーツ)、BINGO(54-71)、吉田ヤスシ、青野忠彦(Suspiria)、松井一平( TEASI/OUT OF TOUCH)
[作品紹介]
マザー・グースの童謡によると「木曜日生まれの子はどこまでも行く」らしい。さて、ちぐはぐな靴でヨタヨタと駆け出したまま、いつになっても帰ってこない家出少女がふたり。夕餉の温かな香りが道々に漂い始めても、団欒の笑い声にうしろ髪を引かれても、涙をこらえてヨタヨタ、ヲタヲタ。それが、 tomioとHA*、つまりはM.A.G.O.なのだ。ちなみに tomio(exザ・コケッシーズ)は、クラシック・ギターを驚くほど達者に爪弾きながら歌い、HA*は、ハンドソニックというサンプラー/パーカッションを叩いたり、手をかざしたり、もしくは踊ったりしながら歌っている。
さて、衝撃(?)のファースト・アルバム『an odd pair of shoes』( compare notes)から実に3年半振り。彼女たちは『THURSDAY』片手に、大勢の仲間を引き連れてご帰還あそばした。その木曜会というべきゲスト・チームのメンバーを紹介していくと、そこにはtomioと同じくexザ・コケッシーズ、現ピジョンズのサミー(Ds)がいて、 TEASI/OUT OF TOUCHの松井一平(G)がいて、さらに、テニスコーツの植野隆司(Sax)、Suspiriaの吉田ヤスシ(Vo)と青野忠彦( Ds)、54−71のBINGO(Key)がいる。その上、Suspiria/BRAZIL/ PAAPの稲田誠(B)がプレイヤーとして参加しただけでなく、録音/ミッ クスまでも手がけていて、それが本作の熱帯林のような音像を支えていることも忘れてはならないだろう。
とにかく、本作で耳を惹きつけられるのは、まず生々しさだ。少し湿っていて、指でつつくとボンっと跳ね返るような肉厚さがある。しかも、ふたりの歌声も、吐息を漏らしていたかと思うと突然騒ぎ出したりして、ますます手に負えない。どこか密室的な(親密な、としても良いだろう)世界観はそのまま、しかし、ここでは、隙間から光が射し、縦横に風が通っていくのを満面の笑みで迎えているのだ。彼女たちの音楽をうまく表わせるジャンル名などないし、きっと、これからも発明されないだろう。だけど、みんなが M.A.G.O.を愛している。その名付け親である都築響一氏も、ライヴで共演したソニック・ユースやイースタン・ユースも、そしてあなたも。
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