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レーベル:MOTION±
品番:MOT-006
JAN:4562144511676
フォーマット:CD
発売日:2014年4月2日
J-POP史に刻まれるダンス・ポップの超大作。
それともテクノ・ポップ史で“普遍的”に輝くフューチャリスティック・ポップか。
前作『EXWORLD』から 1年半、自らの可能性を押し拡げ、
劇的な変貌を遂げた Idiot Popが放つニュー・アルバム!
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異様にカラフルでファンタスティック、それでいてどこかストレンジなサウンドで特有のセンスを示しつつ、近年は禁断の多数決の初作『はじめにアイがあった』に収録の共作曲を通じて優れたメロディーメイカーとしての力量も印象付けてきたIdiot Pop。そんな彼の新作『UNIVERSE』は、過去作と比較して格段に開かれたムードに驚かされる仕上がりだ。
キッズ・ヴォイスが愛らしく戯れる高速ブレイクビーツをはじめ、イタロ・ディスコをベースとしたロマンティックなEDM、トラップ調のビートが走る眩惑的なチルウェイヴ、クラシカルなピアノがアクセントのドラマティックなクリック・ミニマル……と、自身のリスナー遍歴をコラージュ感覚で忍ばせるという Idiot Pop流儀のエレクトロニック・ミュージックも健在。だが、本作のカラーを決定付けているのは、全体の半数を占める歌モノだ。加えて、いままではラップトップに頼ってきたフレーズの多くが生演奏へと移行している。
そこへ迎えられたゲストは 4組(+市井の子供たち)。CUBISMO GRAFICOこと松田 “CHABE”岳二はソウル・フレイヴァーをまぶした華やかなポップ・チューン “There We Go!!!”でナイーヴな歌声を披露し、電子音が煌めくシューゲイズ・ナンバー“HOPE”やフューチャリスティックなダンス・ポップ“コズミックダンサー ×プラトニックスター”では shoko eida(lines)のしなやかなヴォーカリゼーションが楽曲の持つスウィートネスを増長。さらには、エンディング間近に待ち受ける 2曲――やまのいゆずるによるリリカルな歌とラップがノスタルジーを誘う“フリクション”と、スーダラ少年の素朴な歌唱が徐々にエモーションを爆発させる“君のことが知りたくて、君のことを夢にみる”が、Idiot Popがそもそも内包していたはずの、狂おしいほどのセンティメンタリズムを露にしている。
今作の取材で本人が繰り返し口にしたのは、「みずからの理想とするポップ・ミュージックを、その時々のベストの精度で形にしたい」ということ。すべてを自身で完結してきた自主制作のスタイルから外部のレーベルに身を委ね、場面ごとに適したプレイヤーやスタッフを招き入れることにより、本作での Idiot Popは表現の幅を大きく広げた。言葉とメロディーを触媒に、より多くのリスナーへリーチするであろう『UNIVERSE』。その音世界の真ん中には、これまでドットを模したキャラクターの背後に隠れていた彼自身が、しっかりと佇んでいる。
文/土田真弓(bounce)
01. Paranoid Universe
02. There We Go!!!
03. DREAMING BOY IN BEDROOM
04. Les Aventuriers
05. Living Dead in Italo
06. HOPE
07. コズミックダンサー×プラトニックスター
08. Everlasting Loving You
09. life is like a bad movies
10. フリクション
11. 君のことが知りたくて、君のことを夢にみる
12. DORAMA
品番:MOT-006
JAN:4562144511676
フォーマット:CD
発売日:2014年4月2日
詳細
J-POP史に刻まれるダンス・ポップの超大作。
それともテクノ・ポップ史で“普遍的”に輝くフューチャリスティック・ポップか。
前作『EXWORLD』から 1年半、自らの可能性を押し拡げ、
劇的な変貌を遂げた Idiot Popが放つニュー・アルバム!
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異様にカラフルでファンタスティック、それでいてどこかストレンジなサウンドで特有のセンスを示しつつ、近年は禁断の多数決の初作『はじめにアイがあった』に収録の共作曲を通じて優れたメロディーメイカーとしての力量も印象付けてきたIdiot Pop。そんな彼の新作『UNIVERSE』は、過去作と比較して格段に開かれたムードに驚かされる仕上がりだ。
キッズ・ヴォイスが愛らしく戯れる高速ブレイクビーツをはじめ、イタロ・ディスコをベースとしたロマンティックなEDM、トラップ調のビートが走る眩惑的なチルウェイヴ、クラシカルなピアノがアクセントのドラマティックなクリック・ミニマル……と、自身のリスナー遍歴をコラージュ感覚で忍ばせるという Idiot Pop流儀のエレクトロニック・ミュージックも健在。だが、本作のカラーを決定付けているのは、全体の半数を占める歌モノだ。加えて、いままではラップトップに頼ってきたフレーズの多くが生演奏へと移行している。
そこへ迎えられたゲストは 4組(+市井の子供たち)。CUBISMO GRAFICOこと松田 “CHABE”岳二はソウル・フレイヴァーをまぶした華やかなポップ・チューン “There We Go!!!”でナイーヴな歌声を披露し、電子音が煌めくシューゲイズ・ナンバー“HOPE”やフューチャリスティックなダンス・ポップ“コズミックダンサー ×プラトニックスター”では shoko eida(lines)のしなやかなヴォーカリゼーションが楽曲の持つスウィートネスを増長。さらには、エンディング間近に待ち受ける 2曲――やまのいゆずるによるリリカルな歌とラップがノスタルジーを誘う“フリクション”と、スーダラ少年の素朴な歌唱が徐々にエモーションを爆発させる“君のことが知りたくて、君のことを夢にみる”が、Idiot Popがそもそも内包していたはずの、狂おしいほどのセンティメンタリズムを露にしている。
今作の取材で本人が繰り返し口にしたのは、「みずからの理想とするポップ・ミュージックを、その時々のベストの精度で形にしたい」ということ。すべてを自身で完結してきた自主制作のスタイルから外部のレーベルに身を委ね、場面ごとに適したプレイヤーやスタッフを招き入れることにより、本作での Idiot Popは表現の幅を大きく広げた。言葉とメロディーを触媒に、より多くのリスナーへリーチするであろう『UNIVERSE』。その音世界の真ん中には、これまでドットを模したキャラクターの背後に隠れていた彼自身が、しっかりと佇んでいる。
文/土田真弓(bounce)
曲目
01. Paranoid Universe
02. There We Go!!!
03. DREAMING BOY IN BEDROOM
04. Les Aventuriers
05. Living Dead in Italo
06. HOPE
07. コズミックダンサー×プラトニックスター
08. Everlasting Loving You
09. life is like a bad movies
10. フリクション
11. 君のことが知りたくて、君のことを夢にみる
12. DORAMA
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