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Orquesta Libre + Suga Dairo + RON×II「plays DUKE」(GLAM-0002)

販売価格 2,381円(税込2,619円)
型番 GLAM-0002

レーベル:GLAMOROUS
品番:GLAM-0002
JAN:なし
フォーマット:CD
発売日:2014年3月14日

詳細


音楽の邪神に魂を捧げた12人の演奏家が召還したのは、大いなる暗黒神デューク・エリントンだ。ジャズ、ロック、ブルース、ヒップホップ、ソウル、レゲエなどあらゆる音楽を内包する不死の怪物エリントンが、21 世紀の音楽シーンに今、解き放たれる。黒い大河のうねりが、ときに悠然と、ときに激しく、あらゆる既存の音楽を飲み込んでいく。そして、その流れに全身を飲み込まれたとき、あなたは自分が最初からエリントンの腹中にいたことに気づくだろう。古いから良い、とか、古いものに新しい光を、とか、そういったことではない。この音楽は、時空を超えて、過去、現在、未来に同時に存在するのだ。イア=イア、エリントン! VIVA、オルケスタ・リブレ!
(text 田中啓文)

曲目


1. Take The A Train
2. Caravan
3. Creole Love Call
4. I Got It Bad
5. African Flower
6. Money Jungle
7. The Moochee
8. Rockin' In Rhythm
9. Mood Indigo

プロフィール


●Orquesta Libre(オルケスタ・リブレ)
2011年6月、東京のジャズクラブの老舗、新宿ピットインでの4days liveイベントでスタートした芳垣安洋(ROVO,ONJT,Altered States,Orquesta Nudge! Nudge!)の新しいプロジェクト。'60〜'70年代のロックやポップス、演劇舞台音楽、ミュージカルや映画音楽、ジャズ・チューンから第三世界の音楽まで、様々なスタンダードをアレンジするミニ・オーケストラで、メンバーには幾多のジャンルから異才が集っている。

・2012年
7月、EWEからインストゥルメンタル作品「Can't Help Falling Love」とゲストヴォーカルを迎えたた歌もののアルバム「うたのかたち」を同時リリースする。ボーカルに、「さよなら人類」の作者、柳原陽一郎、30代を代表するシンガーソングライター、おおはた雄一の二人を迎え、バート・バカラックやクルト・ワイル、ジミ・ヘンドリッックスなどの曲を、日本語詩による独特な世界観で再構築した作品となっている。同月に、コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバルを含むヨーロッパツアーを行い、帰国後すぐに、フジ・ロック・フェスティバルのオレンジコート・ステージにおおはた雄一をゲスト・ヴォーカルに迎えて出演。
11月、講談師・神田京子、歌手・柳原陽一郎、俳優・大橋一三、演出家・高瀬久男、を迎えて、ブレヒト作品を音楽を中心に演出した「plays 三文オペラ」を上演。以後グループのプロジェクトの一つとして継続される。
・2013年
新宿ピットインでマンスリー・ライブを定期的に行う。
7月、ゲスト・ヴォーカルの柳原陽一郎と共に、サッポロ・シティー・ジャズに出演。
10月、ピアニストのスガダイロー、タップ・ダンサーのRONxIIをゲストに迎え、デューク・エリントンのトリビュート・アルバム「plays DUKE」発表。横浜ジャズプロムナード、横浜開港記念会館のオープニング・アクトを務める。

≪メンバープロフィール≫
●芳垣安洋 (よしがき やすひろ / Yasuhiro Yoshigaki)Drums / Percussion / Trumpet / Compose
関西のジャズ・エリアでキャリアをスタートさせ、モダン・チョキチョキズ、ベツニ・ナンモ・クレズマー・オーケストラなどに参加後上京。’90年代中期以降、渋さ知らズ、大友良英Ground Zero、 大友良英ONJQ〜ONJO、ROVO、Date Course Pentagon Royal Gardenなどのジャズ〜アヴァン・ポップを牽引したバンドのメンバーとして活動。渋谷毅、山下洋輔、坂田明、板橋文夫、梅津和時、片山広明、巻上公一、ホッピー神山、大島保克、菊地成孔、おおはた雄一、種ともこ、オオヤユウスケ、高田漣、ヤドランカ、酒井俊、長谷川きよし、カルメン・マキ、おおたか静流、小島真由実、浜田真理子、カヒミ・カリィ、UA、原田郁子、畠山美由紀、John Zorn、Bill Laswell(順不同)など様々なミュージシャンと共演、ライブ・サポートやレコーディングに参加する。
現在、ROVO、大友良英グループ、南博トリオ、アルタード・ステイツ、レナード衛藤Blendrumsや自己のバンドOrquesta Libre 、Vincent Atmicus、Emergency!、Orquesta Nudge! Nudge! 等のライブ活動の他、蜷川幸雄、三谷幸喜、宮本亜門などの演出家や文学座などの演劇、映画の音楽制作も手掛ける。大友良英が音楽監督を務める映画、NHK作品の音楽に数多く参加する。2013年度は、「あまちゃん」「八重の桜」の音楽演奏を担当。
メールス・ジャズフェスティバルを始めとする欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルへの出演や、来日するミュージシャンとの共演も数多く、海外では即興音楽家としての評価も高い。
音楽レーベル「Glamorous」を主宰。日本唯一の打楽器専門誌「リズム&ドラムマガジン」にコラムを連載中。
http://y-yoshigaki.com/index.html

●青木タイセイ (あおき たいせい / Taisei Aoki) Trombone / Compose / Arrangement
1990年代初頭より伊藤多喜雄、上々颱風のサポート、廣木光一、古澤良治郎バンド等で新宿ピットインインなど、ライブハウスに出演。90年代半ばサルサバンド、オルケスタデラルスのメンバーとして、全米、ヨーロッパ、中南米、カリブ海諸国公演に参加。2000年代になってからはUA、酒井俊のサポート、菊池成孔DCPRG、大友良英ONJO、内橋和久音楽監督の音楽劇「三文オペラ」「時計仕掛けのオレンジ」に参加。2004年芳垣安洋プロデュースにより、ソロアルバム「primero」をイースト・ワークス・エンターテイメントからリリース。スタジオワーク、ライブハウス出演、熱帯ジャズ楽団、芳垣安洋オルケスタリブレのトロンボーン奏者、アレンジャーとして、現在に至る。

●塩谷博之 (しおたに ひろゆき / Hiroyuki Shiotani)Soprano Sax / Clarinet
十四歳でクラリネット、十七歳でサキソフォーンの習得に取り組む。1985年頃から京阪神のライブハウスを中心に演奏活動に入る。国内外のジャズミュージシャンとのセッションの機会を得る一方、ロック、ポップスのレコーディングに参加するなど、
ジャンルを超えて幅広く活動する。1992年東京に拠点を移す。ソプラノサックス、クラリネットのソロ演奏を中心に、様々な分野の音楽家との共演、また作編曲など、独自の音楽表現を目指す。
1956年1月7日生まれ。

●藤原大輔 (ふじわら だいすけ / Daisuke Fujiwara) Tenor Sax / リディアン・クロマチック・コンセプト インストラクター
'70年生まれ。'96年、バークリー音楽院卒。同年にジャズ理論のリディアン・クロマチック・コンセプトの教員ライセンスを取得。'97年、ス トリートセッションバンド"phat"を結成。Blue-Noteレーベルから二枚のアルバムを発表するなど、ジャムバンド・ムーブメントの旗手として成功をおさめる。ジャズだ けでなく、クラブミュージックのフィールドにも積極的に参加。ジャズとエレクトロを融合した2枚のソロアルバムをリリース後、'04年にエレクトロニック・ ミュージックと即興演奏を軸にした"quartz head"名義での活動を開始。テクノ、アンビアント、ダブのアーティストたちとコラボレーションし、BodyElectricレーベルより3枚のアルバ ムを発表。'07年にフランス・カンヌで行われたMIDEM2007に出演。'08年にテキサス・オースティンで開催されたSXSW2008に出演。サックス奏者の松本健一によるSXQのメンバーとして'08年、ロシア〜リトアニア・ツアーに参加。現在は井野信義(bass)外山明(drums)とのフリー・インプロ・トリオ、市野元彦(guitar)とのスタンダード・デユオ、山本達久 (drums)ケリー・チェルコ(guitar)との"mastership of fool"などの自己のプロジェクトで活動しているほか、松本健一(sax)主催の"SXQ"、市野元彦の"rabbitoo"、芳垣安洋(drums) の"Orquesta Libre"などに参加。

●渡辺隆雄 (わたなべ たかお / Takao Watanabe) Trumpet
ブラジルロックユニット『pikaia pandeiro special』始め、これまでにリーダー6作品をリリース。その他、山田晃士/藤井郷子/アケタ/林栄一/三宅伸治/忌野清志郎/石橋凌/小太刀のばら/木下尊惇など、ジャンルを超えたツワモノ達からの信頼を受け活動。哀愁と力強さを併せ持った独特のサウンドで、ジャズ〜ロック〜ブラジルをボーダーレスに活躍する熱いトランペッター。近年は曲作りでも高い評価を受けている。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/rappa-nave/

●Gideon Jucks (ギデオン・ジュークス) Tuba
Gideon Juckes is an English tuba player, born in Kent, England in 1974. He has been resident in Tokyo, Japan since 2007. He has played a wide range of music, from classical to free jazz, and is particularly interested in improvisation, composing, and researching traditional grooves from around the world. Currently a member of Nerima Tea Club, Tokyo Slim, Shibusashirazu Orchestra , Cicala Mvta, and Orquesta Libre (Yoshigaki Yasuhiro), he has also worked with:Sigur Ros / Matthew Herbert / Graham Collier / Jim O'Rourke / coba / Brandon Ross / the HIATUS / Satoko Fujii 藤井郷子 / Bellowhead / Farmyard Animals Trio / Setsubun Bean Unit / Eliza Carthy / Yoshigaki Yasuhiro 芳垣安洋 / Max De Wardener / David Murray / Otomo Yoshihide 大友 良英 / Rod Williams / Yamp Kolt / ACO / ピカ (Afrirampo) / さや (Tenniscoats) / Likkle Mai / Dani Siciliano / Billy Cobham / Beverley Knight

・And as a guest musician with-
Fanfare Ciocarla / Soul Flower Union / Balkan Beat Box / Think Of One / Minimums / Asakusa Jinta / Katou Tokiko 加藤 登紀子

・THEATREWORK
"Chicago (London West End and UK touring production, Tokyo production)"
"The Music Man" 西川 貴教
"Faust 2010 in Chino" 串田和美演出
"Twelfth Night (十二夜) 串田和美演出
"Flying Cabaret" (空中キャバレー) 串田和美演出,
"My One and Only"

・SOUNDTRACKWORK
2006 "Big Balloon" Oily Cart theatre production, UK
2007 "Agathe Clery" Film Soundtrack by Matthew Herbert
2008 最後の戦犯 NHK TV drama, soundtrack by Otomo Yoshihide 大友 良英
2008 "White Knight Chronicles" PS3 game, soundtrack by Yumiko Hashizume and Takeshi Inoue
2009 "Le Donk and Scor-zay-zee" Film by Shane Meadows, (soundtrack features music by Bellowhead)
2010 "Q10(キュート)" NTV TV drama, soundtrack by Golden Kid.
2011 Ajinomoto TV Commercials AJINOMOTOのテレビCM
2011 “Suteki na Kanashibari: Once in a Blue Moon" Film by Mitani Koki,
2012 夏目友人帳 肆, Natsume's Book of Friends Four, anime soundtrack composed by Makoto Yoshimori.

●高良久美子 (たから くみこ / Kumiko Takara) Vibraphone
東京藝術大学器楽科を卒業後、室内楽、吹奏楽、オーケストラ、スタジオ・ワーク等の活動を始める。ミュージカルや舞台では、宮本亜門「月食」「三文オペラ」劇団四季「LION KING」ルドルフ・ジョーウォ演出「夏の夜の夢」、ジョン・ローン日本公等々、 近年はオペラシアターこんにゃく座の作品にも参加する。 蜷川幸雄「マクベス」(2001年)、文学座「アラビアンナイト」「カラムとセフィー」などの劇団公演では音楽制作を手がけ、ほかにもサイレント映画とのライブ演奏、朗読とのコラボレーション、映画やテレビドラマの音楽制作にも多く携わる。邦楽を仙波清彦に師事し、「仙波清彦とはには隊」参加を機にバンド活動も開始。
大友良英「ONJO」 、芳垣安洋「オルケスタ・ナッジナッジ」「オルケスタ・リブレ」等のグループへ参加の他、坂田明、フェビアン・レザ・パネ、ホッピー神山、巻上公一、谷川賢作、久米大作、内橋和久、大貫妙子、ヤドランカ、UA、柳原陽一郎等、さまざまなジャンルのミュージシャンとライブ、レコーディングやツアーを行なう。自己の主要な活動の一つである「ボンデージ・フルーツ(鬼怒無月×勝井祐二×大坪寛彦×岡部洋一)」では欧米のフェスティバルや海外各地のライブハウスに出演。2002年には「ウェアハウス(鬼怒無月×大坪寛彦)」のアルバムをイースト・ワークスからリリース。2011年にはデンマークのレーベルjvtlandtからPaal Nilssen-Love、Massimo Pupilloとのトリオのアルバム「Raids on the Unspeakable 」を発表している。2013年4月には三谷幸喜(作・演出)舞台「おのれナポレオン」の舞台音楽を担当。

●鈴木正人 (すずき まさと / Masato Suzuki) Bass / Arrangement
1971年6月ベルリン生まれ。ベーシスト/アレンジャー/プロデューサー。1987年、高校在学中にLITTLE CREATURESを結成し、90年にシングル「THINGS TO HIDE」でメジャーデビュー。その後、渡米しバークリー音楽院に入学。帰国後、バンド活動と平行して、ベーシスト、プロデューサーとしても活動。これまでに手掛けたアーティストはUA、ハナレグミ、畠山美由紀他多数。

●椎谷求 (しいや もとむ / Motomu Shiiya) Guitar / Pedal Steel Guitar
米Berklee音大卒業後、演奏家、作曲&アレンジャーとして活動。現在は『大橋トリオ』や『赤い靴』のサポートギタリストとしても活躍中。ギター、マンドリン、バンジョー、ペダルスチールギター、ウクレレ、ベースなどあらゆる弦楽器を操り、その演奏範囲も多岐にわたる。2011年"SIIYA BROWN"としてファーストソロアルバム『Mr. Guitar Gentleman』を発表。
http://motomu1029.blog90.fc2.com/

●岡部洋一 (おかべ よういち / Yoichi Okabe) Percussion
1962年東京都出身。高校時代からパーカッションの演奏を始める。早稲田大学在学中にラテン音楽やロックのサークルに出入りし、プロとしての活動を開始。歌謡曲のバックや、ブラジル音楽、ジャズなど幅広く演奏する。現在はトランスロックバンド「ROVO」や、プログレッシブジャズロックバンド「ボンデージフルーツ」、16人編成のブラスロックバンド「THE THRILL」のメンバー。2001年、ソロアルバム「SATIATION」をまぼろしの世界からリリース。2006年には、ソロライブアルバム「感覚の地平線」をリリース。洗足音楽大学ジャズコース非常勤講師。
主な共演アーティスト:溝口肇 / 佐藤允彦 / 鈴木良雄 / 向井滋春 / 勝井祐二 / 鬼怒無月 / 芳垣安洋 / 小野リサ / Baden Powell / Joao Donato / ホッピー神山 / ショーロ・クラブ / 村田陽一 / 村松健 / 遠藤律子 / 中村善郎 / 福岡ユタカ / 酒井俊中島啓江 / アキコ・グレース / 木之下真市 / 菅野よう子 / 今堀恒雄 / 納浩一 / 柏木広樹 / 木住野佳子 / 中西敏博 / 朝崎郁恵 / Saigenji / 榊原大 / 鈴木亜紀 / リリアナ・エレーロ / なとなど。

ゲスト・ミュージシャン
●スガダイロー (すが だいろう / Dairo Suga) Piano
ピアニスト。1974年生まれ鎌倉育ち。洗足学園ジャズコースで山下洋輔に師事、卒業後は米バークリー音楽大学に留学。帰国後「渋さ知らズ」や「鈴木勲OMA SOUND」で活躍し、坂田明や小山彰太、田中泯とも共演を重ねる。2008年、初リーダーアルバム『スガダイローの肖像』(ゲストボーカル・二階堂和美 3曲参加)を発表。2010年には山下洋輔とのデュオライブが実現。自己のトリオ(東保光 b、服部マサツグ ds)での活動のほか、向井秀徳(ZAZEN BOYS)、七尾旅人、中村達也(LOSALIOS、ex:BLANKEY JET CITY)、志人(降神、TriuneGods)、U-zhaan、仙波清彦、MERZBOWらと即興対決を行う。2011年に『スガダイローの肖像・弐』でポニーキャニオンからメジャーデビューを果たし、2012年には初のソロ・ピアノ作品『春風』、志人との共作アルバム『詩種』、2013年自己のトリオにて「刃文」をvelvetsun productsよりリリース。
HP: http://sugadairo.com/
twitter: https://twitter.com/sugadairo

●RON×II (ロンロン / Ron×II) Tap
日本屈指のタップダンサーとして、舞台や映画などで幅広く活躍。正統派のタップはもちろん、リズムタップダンサーとして、ジャンルを問わず活躍中。音楽面では オリエンタルミュージックユニット、HALE to KEや、ピアノ演奏家、他楽器とのコラボレーションもおこなっている。自らが構成、演出・主演を手がけるTAP公演なども行い、より活動範囲を広げている。歌や演技にも力を入れ、ソロ活動や総合的なエンターテイナーとして、振付・出演などで近年では海外での活動も多く、幅広い活躍が注目されている。

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