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レーベル：マカロニレコード
品番：MCRN-010
JAN：4582237815665
フォーマット：CD（エンハンスドCD仕様）
2008.8.08発売

収録曲

1. 囚われの身の虎は、レタスを食べない。
2. 君の心に巣食う鳥
3. 民族もどき
4. 悲しみの実/羽のない歌
5. でたらめな迷子
6. キッチン
7. 木漏れ日
8. ローレライ
9. 太陽の昼寝
10. 夜の十字架
11. くらし
12. 雫ならべ
13. 似顔絵（抜粋）
14. 名前のないバス
15. 無告
※『ハルトシュラ（LIVE）』映像入り（エンハンスドCD仕様）

作品紹介

ドラびでおと並ぶ山口出身の機械まみれの変化球フォーク歌手もどき。

本作は15曲中、8曲をバンド編成で録音。参加メンバーは岡山のポストロック・バンド「Test Pattern」を率いる奇才・松岡充（G）、関西のサイケ・バンド「猿股茸美都子」の村井英晃（B）、変態的なリズムと発想で活動の場を拡げ、ここ最近、勢力的な活動が目立つ山本達久（Dr）の曲者3人。
基本的には「歌もの」を中心のアルバムだが、随所に様々な仕掛けも散りばめている。灰皿や洗面器によるパーカッションをはじめ、蛇口から落ちる水滴の合唱、大根葉の炒め物とフォーク・ソングの対決、ギターによるノイズ・ソロなど適度にスパイスをブレンド。特にタイトル曲となるトラック4はテンポの異なるツイン・ドラムの上にストレートな歌とベースを配置。ひねりの効いたギターを加え、ポップと実験性の同居に成功している。CDエキストラとして代表曲の一つ「ハルトシュラ」のライヴ映像が収められている。

プロフィール

佐々木匡士（ささき・まさと）
1967年生まれ。山口県在住。2002年から現在のスタイルでのソロ演奏を開始。これまでに16枚の自主制作アルバム、1本のカセット音源、3種の映像集を発表している。佐々木匡士のライヴ・パフォーマンスは＜＜弾き語り＞＞の常軌を逸する。ループやディレイで曲を構築・破壊。幾多のエフェクターでクセのある歌詞と歌声を歪ませる。時にはエモーショナルに歌い、時にはウィスパー・ボイスで囁く。唐突な奇声を始め、パーカッションや幾多の楽器、ナンセンスな朗読、さらに音楽とは無関係の生活ノイズさえも演奏に昇華。観客をグッと手繰り寄せ、周囲を凍り付せ、他者を圧倒させてしまう衝撃のライヴ・パフォーマンスは内橋和久、JOJO広重、知久寿焼（exたま）などと言ったミュージシャンからも支持されている。好きな食べ物は仔羊のステーキ。座右の銘は「羊頭をかけて狗肉を売る」。
彼はいつでも出鱈目ばかりを歌う。