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レーベル:tuba...disk
品番:TDCD-012
JAN:4582237832327
フォーマット:CD
発売日:2015年9月28日
「はじめ、とても心地のいい風に乗って歌がきこえてきた。少し離れた街からのかすかな音楽。でも気になった。
じっと耳を傾けるうちに、詩が、思いが、激情がきこえてきた。もっと聞こえる場所へ、その歌をうたう人のいる場所へ行きたいと思った。今日はどこで歌っていますか?」
古澤健 (映画監督「クローバー」「今日、恋をはじめます」「Another」)
「おシャンティできらきらした音楽やなあ=わたしとは関係ないなあ、と思って聴きはじめたのやけど、8曲目で立ち止まった。
希望も絶望も明確に示さないけれど人間の持つ普遍的なかなしみが詰まっていて、それを高みから見下ろすわけでなく下から見上げるわけでもなく、ひたすらまっすぐに平熱のまま歌っていて、これはすごい歌だと思いました。」
北村早樹子
ベッドルームから夢幻の宇宙へと虹の橋を架ける、あたたかな色彩に満ちたRelaxin’music――。
tuba...disk(チューバ・ディスク)再始動第一弾となるRYO MARUOKAの『サイクル』は、“日常と旅”をコンセプトとしたドリーミーなポップ・アルバム。
--- text by:森 樹
かつて大阪を拠点として活動していたインディー・レーベルで、ポスト・ロックバンドP-shirts、
シンガーソングライター・北村早樹子などをリリースしていた「tuba...disk(チューバ・ディスク)」。
2015 年、東京・西荻窪で活動を再開したtuba...disk の、再始動第一弾作品としてリリースされるのが、シンガーソングライター/サウンド・クリエイター・RYO MARUOKA のデビュー・アルバム『サイクル』である。キリンジや山下達郎、松任谷由実といったオーセンティックなシティ・ポップスと、ユーロ・ビート隆盛以前のディスコ・サウンドをフェイバリットに挙げる彼が構築するのは、ノスタルジックな情景が浮かび上がるドリーミーなポップ・サウンド。
MARUOKA 自身が全曲の作詞・作曲・編曲、トラックメイキングを手掛けており、パイプ・オルガン/フェンダー・ローズのような柔らかな質感が想起されるエレクトリック・ピアノと、多重録音を駆使した幻想的なコーラスが特徴となっている。また、空間に溶け込むMARUOKA の朴訥なボーカルも、クールダウンやチルアウトを聴き手に促す心地良さを纏っており、印象的に響いていく。
作品のコンセプトとなっているのは、“日常と旅”。自作の短編漫画付きCD-R としてリリースされた先行シングル「Higher」、「ノートのエンド」の2 曲のほか、キラキラした音色がトリップ感を生み出す「ACROSS」、身近な景色や人々との交わりを活き活きと描写した「ツナ缶」など全9 曲で構成されている。中でも、シンフォニックで壮大な「9」から、ピアノ弾き語りの静謐なラスト・ソング「街」へのダイナミックな流れは圧巻である。
本格的に活動をはじめたのは昨年からというRYO MARUOKA。宅録をメインとしているだけに、『サイクル』は自室で綴られたダイアリーや私小説のような感触に満ちている。一方で、その普遍的なメロディ・ラインと完成度の高いサウンド・プロダクションには、そんな箱庭的世界に留まることを良しとしない魅力とエネルギーがある。現在はバンド編成での活動にも乗り出している彼が、本作のリアクションを経てどのようなポップスを創造していくのか。要注目のシンガーソングライターである。
山形県出身/東京在住のシンガーソングライター/サウンド・クリエイター。
幼少期からピアノをはじめ、中学時代からは作曲とPC(Macintosh)での打ち込みをはじめる。並行して、
自らの心境を綴った「心のノート」の製作を開始。
本作に収録されている「ノートのエンド」は、「心のノート」の最後のページに書かれた歌詩に曲を付けたものである。
2013年、それまでプロダクトデザイナーとして務めていた会社を辞め、本格的にミュージシャンとしての活動を開始。
2014年、“うちゅうぽっぷ”をコンセプトとした自主制作CD-R「Higher」、「ノートのエンド」を製作。そのCD-Rがtuba...disk運営者の手に渡り、本作の製作に繋がる。
現在、4人編成でのバンド活動を行いながら、楽曲製作を続ける日々。
品番:TDCD-012
JAN:4582237832327
フォーマット:CD
発売日:2015年9月28日
推薦コメント
「はじめ、とても心地のいい風に乗って歌がきこえてきた。少し離れた街からのかすかな音楽。でも気になった。
じっと耳を傾けるうちに、詩が、思いが、激情がきこえてきた。もっと聞こえる場所へ、その歌をうたう人のいる場所へ行きたいと思った。今日はどこで歌っていますか?」
古澤健 (映画監督「クローバー」「今日、恋をはじめます」「Another」)
「おシャンティできらきらした音楽やなあ=わたしとは関係ないなあ、と思って聴きはじめたのやけど、8曲目で立ち止まった。
希望も絶望も明確に示さないけれど人間の持つ普遍的なかなしみが詰まっていて、それを高みから見下ろすわけでなく下から見上げるわけでもなく、ひたすらまっすぐに平熱のまま歌っていて、これはすごい歌だと思いました。」
北村早樹子
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ベッドルームから夢幻の宇宙へと虹の橋を架ける、あたたかな色彩に満ちたRelaxin’music――。
tuba...disk(チューバ・ディスク)再始動第一弾となるRYO MARUOKAの『サイクル』は、“日常と旅”をコンセプトとしたドリーミーなポップ・アルバム。
--- text by:森 樹
かつて大阪を拠点として活動していたインディー・レーベルで、ポスト・ロックバンドP-shirts、
シンガーソングライター・北村早樹子などをリリースしていた「tuba...disk(チューバ・ディスク)」。
2015 年、東京・西荻窪で活動を再開したtuba...disk の、再始動第一弾作品としてリリースされるのが、シンガーソングライター/サウンド・クリエイター・RYO MARUOKA のデビュー・アルバム『サイクル』である。キリンジや山下達郎、松任谷由実といったオーセンティックなシティ・ポップスと、ユーロ・ビート隆盛以前のディスコ・サウンドをフェイバリットに挙げる彼が構築するのは、ノスタルジックな情景が浮かび上がるドリーミーなポップ・サウンド。
MARUOKA 自身が全曲の作詞・作曲・編曲、トラックメイキングを手掛けており、パイプ・オルガン/フェンダー・ローズのような柔らかな質感が想起されるエレクトリック・ピアノと、多重録音を駆使した幻想的なコーラスが特徴となっている。また、空間に溶け込むMARUOKA の朴訥なボーカルも、クールダウンやチルアウトを聴き手に促す心地良さを纏っており、印象的に響いていく。
作品のコンセプトとなっているのは、“日常と旅”。自作の短編漫画付きCD-R としてリリースされた先行シングル「Higher」、「ノートのエンド」の2 曲のほか、キラキラした音色がトリップ感を生み出す「ACROSS」、身近な景色や人々との交わりを活き活きと描写した「ツナ缶」など全9 曲で構成されている。中でも、シンフォニックで壮大な「9」から、ピアノ弾き語りの静謐なラスト・ソング「街」へのダイナミックな流れは圧巻である。
本格的に活動をはじめたのは昨年からというRYO MARUOKA。宅録をメインとしているだけに、『サイクル』は自室で綴られたダイアリーや私小説のような感触に満ちている。一方で、その普遍的なメロディ・ラインと完成度の高いサウンド・プロダクションには、そんな箱庭的世界に留まることを良しとしない魅力とエネルギーがある。現在はバンド編成での活動にも乗り出している彼が、本作のリアクションを経てどのようなポップスを創造していくのか。要注目のシンガーソングライターである。
プロフィール
山形県出身/東京在住のシンガーソングライター/サウンド・クリエイター。
幼少期からピアノをはじめ、中学時代からは作曲とPC(Macintosh)での打ち込みをはじめる。並行して、
自らの心境を綴った「心のノート」の製作を開始。
本作に収録されている「ノートのエンド」は、「心のノート」の最後のページに書かれた歌詩に曲を付けたものである。
2013年、それまでプロダクトデザイナーとして務めていた会社を辞め、本格的にミュージシャンとしての活動を開始。
2014年、“うちゅうぽっぷ”をコンセプトとした自主制作CD-R「Higher」、「ノートのエンド」を製作。そのCD-Rがtuba...disk運営者の手に渡り、本作の製作に繋がる。
現在、4人編成でのバンド活動を行いながら、楽曲製作を続ける日々。
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