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グリーン・ゾーン(加藤英樹・大友良英・植村昌弘)「Green Zone」(dmf-106)

販売価格 2,200円(税込2,420円)
型番 dmf-106

レーベル:doubtmusic
品番:dmf-106
フォーマット:CD

詳細


初期「グラウンド・ゼロ」の3名、加藤英樹(リーダー、ベース)、大友良英(ギター)、植村昌弘(ドラムス)による新たなユニット。バグダッドの米軍管理区域の名称をグループ名に配した本作はヘヴィーでダークな音楽ドキュメンタリーだ。フル・ヴォリウムで聴くべし!

 本作は、映像のないドキュメンタリー映画のような作品といえる。ストーリーをリサーチしてから各タイトルに音楽をつけ、演奏はライブで収録するというアプローチをとった。
 GATES OF HELL:アメリカ軍は、特に経済的に貧しい地域の10代の若者を対象にしてリクルート活動を展開している。BREMER WALLS:バグダッドに建設された爆撃をのがれるための防壁。元イラク駐留大使ポール・ブレマーにちなんで名付けられた。AGENT ORANGE:ベトナム戦争終結から30年後の今も枯れ葉剤による障害は消えていない。OIL&WATER:原油をめぐっての戦争の次は水資源をめぐっての争いが予期されているという。CRAVE:侵略、殺害をしてまで欲しいものを手にいれたいという人類の貪欲さはどこからくるのか? ENEMY WITHIN:敵を想定すれば、いつかは自分自身が敵となりうるという矛盾。COPPER GREEN:イラクでの拷問を認可する米国防省による秘密コード。CURTAINS OF GRIEF:ニューヨーク、カブール、バグダッド、マドリッドそしてロンドン。悲壮な顔を見ることが日常的。AGENT ORANGE 2:枯れ葉剤を開発したビルを訪れた。マンハッタン・プロジェクトも同じビルで開発されたという。HOPE AGAINST HOPE:望みは少ないが希望を託すという意味。OKINAWA:第二次世界大戦から60年後も日米両政府から冷遇されている沖縄への賛歌。
(加藤英樹 2005年8月20日ブルックリン、NYCにて。)

曲目


1. Gates of Hell (1:43)
2. Bremer Walls (7:43)
3. Agent Orange (2:05)
4. Oil & Water (1:53)
5. Crave (6:01)
6. Enemy Within (6:03)
7. Copper Green (3:19)
8. Curtains of Grief (10:12)
9. Agent Orange 2 (8:59)
10. Hope Against Hope (1:18)
11. Okinawa (4:00)
全ての作曲、アレンジ:加藤英樹

加藤英樹(b, violin)
大友良英(g)
植村昌弘(ds)

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