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レーベル:RAFT MUSIC
品番:RAFT-019
JAN:4582237814033
フォーマット:CD
2007.11.01発売
[収録曲]
1.Slow Jesus Slow Venus (music : takeo toyama words : takashi nagae)
2.Baggage, luggage and package (music : takeo toyama)
3.Dance Floor Management (music : takeo toyama)
4.Sang-King Koutai (music : takeo toyama)
5.Seven Goes To... (music : takeo toyama)
6.Amerika (music & words : takeo toyama)
7.Cinco Cinco (music & words : takeo toyama)
トウヤマタケオの新作はその名もTakeo Toyama Bandとする7人編成のバンドスタイルでの作品。トウヤマ自身によるボーカルで幕を明けラグタイム、ジャズ、ロック、ブルース、クレズマーからボッサまでちょっとラウンジ風味も散りばめたTakeo Toyama Bandが巡るルーツ・ミュージュックへの航海記録!
2006年春のある朝、僕が作業場と呼んでいる部屋に出かけていくと1通のファクシミリが届いていた。待ちに待っていた新作の歌詞だ。送信したのは永江孝。その冬、僕はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとウィルヘルム・フルト・ヴェングラーにいかれていた。打ちのめされていたと言った方がいい。作品の全体に行き渡った明快な論理、他を寄せ付けないように見えて実はポップな曲調。フルト・ヴェングラー指揮による思わずパンク!と叫んでしまうジェットコースターのような演奏。200年前の曲、50年前の演奏。それがどうした!といわんばかりに僕の脳ミソをかきまわした。たまらない敗北感を味わい半年間1曲も書けなかった。そのあおりをもろに食らったのが楽団のために書きかけていた新曲だった。特に間奏部分にオーケストラ的なアレンジを組み込もうと思っていただけに自分の稚拙さに逃げ出したくなる思いだった。事実、何度も逃避を繰り返しようやく2006年3月にあらましを書き上げ、ピアノで弾き語りしたCDRを永江くんに送った。僕がでたらめ言葉で歌ったメロディーに永江くんが歌詞をつけてくれる。永江孝は僕の敬愛する京都が産んだ天才音楽家である。実際には1ヶ月ほどであろうが僕には気の遠くなるような時間だった。
ファクシミリ機から吐き出されたA4紙は裏返しになっている。めくってみると(仮題)と断りつきで「スロージーザス、スローヴィーナス」と書かれてある。カチャリッ!鍵穴に鍵がしっかり合った音がした。タイトルを見ただけでこの言葉がどこで歌われるかがわかった。歌詞はまるであらかじめ決められいたようにメロディーに馴染んでいた。後日、永江くんから歌詞を考えたときのメモをみせてもらったら、ひとつひとつの言葉を探すためにノートがまっ黒になるまで書き込みがしてあった。途方もない作業を繰り返していたんだと思う。それからすぐに間奏のアレンジが出来上がった。ルートヴィヒには遠く及ばないかもしれないが楽団らしい間奏になったと思う。(後略) ---Takeo toyama
●Takeo Toyama自身がボーカルを取る待望の5作目。楽団としてもより進化した2作目です。
●credit
all arranged & produced by takeo toyama
[Takeo Toyama Band]
Acco : flute
Koichiro yabumoto : clarinet
Yuichi inobori : trombone
Atsuko hatano : violin, cello
Ko-suke shimizu : contrabass, electric bass
Mitsuru watanabe : percussion
Takeo toyama : vocal, chorus, piano, fender rhodes, electric organ, guitar, Glocken
●7人編成の楽団には新作が待ち遠しいmama!milkの清水恒輔がコントラバス、nakanbanとのDVD作品も記憶に新しい波多野敦子がviolinで参加。
品番:RAFT-019
JAN:4582237814033
フォーマット:CD
2007.11.01発売
[収録曲]
1.Slow Jesus Slow Venus (music : takeo toyama words : takashi nagae)
2.Baggage, luggage and package (music : takeo toyama)
3.Dance Floor Management (music : takeo toyama)
4.Sang-King Koutai (music : takeo toyama)
5.Seven Goes To... (music : takeo toyama)
6.Amerika (music & words : takeo toyama)
7.Cinco Cinco (music & words : takeo toyama)
トウヤマタケオの新作はその名もTakeo Toyama Bandとする7人編成のバンドスタイルでの作品。トウヤマ自身によるボーカルで幕を明けラグタイム、ジャズ、ロック、ブルース、クレズマーからボッサまでちょっとラウンジ風味も散りばめたTakeo Toyama Bandが巡るルーツ・ミュージュックへの航海記録!
2006年春のある朝、僕が作業場と呼んでいる部屋に出かけていくと1通のファクシミリが届いていた。待ちに待っていた新作の歌詞だ。送信したのは永江孝。その冬、僕はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとウィルヘルム・フルト・ヴェングラーにいかれていた。打ちのめされていたと言った方がいい。作品の全体に行き渡った明快な論理、他を寄せ付けないように見えて実はポップな曲調。フルト・ヴェングラー指揮による思わずパンク!と叫んでしまうジェットコースターのような演奏。200年前の曲、50年前の演奏。それがどうした!といわんばかりに僕の脳ミソをかきまわした。たまらない敗北感を味わい半年間1曲も書けなかった。そのあおりをもろに食らったのが楽団のために書きかけていた新曲だった。特に間奏部分にオーケストラ的なアレンジを組み込もうと思っていただけに自分の稚拙さに逃げ出したくなる思いだった。事実、何度も逃避を繰り返しようやく2006年3月にあらましを書き上げ、ピアノで弾き語りしたCDRを永江くんに送った。僕がでたらめ言葉で歌ったメロディーに永江くんが歌詞をつけてくれる。永江孝は僕の敬愛する京都が産んだ天才音楽家である。実際には1ヶ月ほどであろうが僕には気の遠くなるような時間だった。
ファクシミリ機から吐き出されたA4紙は裏返しになっている。めくってみると(仮題)と断りつきで「スロージーザス、スローヴィーナス」と書かれてある。カチャリッ!鍵穴に鍵がしっかり合った音がした。タイトルを見ただけでこの言葉がどこで歌われるかがわかった。歌詞はまるであらかじめ決められいたようにメロディーに馴染んでいた。後日、永江くんから歌詞を考えたときのメモをみせてもらったら、ひとつひとつの言葉を探すためにノートがまっ黒になるまで書き込みがしてあった。途方もない作業を繰り返していたんだと思う。それからすぐに間奏のアレンジが出来上がった。ルートヴィヒには遠く及ばないかもしれないが楽団らしい間奏になったと思う。(後略) ---Takeo toyama
●Takeo Toyama自身がボーカルを取る待望の5作目。楽団としてもより進化した2作目です。
●credit
all arranged & produced by takeo toyama
[Takeo Toyama Band]
Acco : flute
Koichiro yabumoto : clarinet
Yuichi inobori : trombone
Atsuko hatano : violin, cello
Ko-suke shimizu : contrabass, electric bass
Mitsuru watanabe : percussion
Takeo toyama : vocal, chorus, piano, fender rhodes, electric organ, guitar, Glocken
●7人編成の楽団には新作が待ち遠しいmama!milkの清水恒輔がコントラバス、nakanbanとのDVD作品も記憶に新しい波多野敦子がviolinで参加。
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