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レーベル:KEBAB RECORDS
品番:KBR-004
JAN:4988044982864
フォーマット:CD
発売日:2009年12月26日
酒と涙と男と女。孤高の名も無き天才フォークシンガー加地等が2009年、冬に放つ渾身のニューアルバム。
錚々たるアーティストの参加により話題となった KEBAB RECORDS主催によるフォークコンピ『ニャンでもない日には』への参加も記憶に新しいが、オリジナルアルバムとしては前作からおよそ約2年ぶりとなる待望の最新作だ。
今作は今までの全作品を発表しているHOMESICK ENTERTAINMENTを離れ、加地等本人も非常に親交の深い、ミュージシャン岡敬士が代表を務める新鋭レーベルKEBAB RECORDSよりリリースされる。
映画、文学、アイドル、そして酒を誰よりもこよなく愛し続けた情けないダメ男が唄うのは、唄ごころに溢れたリアルなフォークソング達。
40 代目前、どうしようもない不安・ジレンマ・焦燥感。
今作はレーベル代表の岡敬士と共に約1年半に渡る構想、長い年月・情熱を費やし遂に完成した渾身作だ。
シンプルなギターにのせて酒やけしたヘロヘロの声から放たれるのは、確立した唯一無二の独特な詩の世界感。
中でもエロティックな詩の表現は、オブラードに包まない丸裸な表現方法が多いためか、女性からは下品な下ネタと囚われ避けられてしまいがちであるが、石川啄木、織田作之助、棟方志功などをフェイバリットに挙げる彼の奥深い詞を深く突き詰めると、容易に単なる下ネタではないことが感じとれる。それどころか、フェミニズムな印象すらも覚える。
また、フォークはもちろん、時より見せるブルージーなギターやハープ、キャッチーなリズムやメロディー、昭和歌謡のような泥臭さなどからは、長年のキャリアにより培ってきた加地等の持つ楽曲に対する幅の広さを感じることができる。
それも、数々のフォークシンガーやロック、ポップスが生まれた昭和の時代を駆け抜け、Bob DylanやWoody Guthrie、The Rolling Stonesは勿論、松田聖子や大塚愛、水野きみこなどアイドル歌謡を好んで聴いていたからであろうか。
モダンな雰囲気すらも垣間見れる。
そして、銀杏BOYZの峯田和伸をはじめ、度重なる共演を果たしているパラダイス・ガラージ/豊田道倫や、LABCRY/LETTERの三沢洋紀、前野健太など沢山のシンガーソングライターや、映画監督の堀内博志(PERFECT WORLD)に至るまで、数多くのアーティストからも絶大な評価を受けている。
楽曲クオリティの高さ、持ち前の人柄の良さからであろう。
また、今作のマスタリングエンジニアは、ゆらゆら帝国、BORIS、ギターウルフ等を手がけたPEACE MUSICの中村宗一郎氏が担当。
肌寒い真冬に届けられた11編の唄物語。真夜中に部屋で独り、ビールでも呑みながら存分に堪能して味わってほしい作品だ。
1. ヘイミスターあしたのジョーイ
2. オリオン座
3. とりあえずヤリマン
4. 君のスパゲッティー
5. 雨模様
6. 俺のところに~うらぶれたハマのジャックナイフ~
7. 何かいいことないかな
8. 素朴なあいつ
9. 小さな公園
10. どうせ叶わぬ恋だから
11. 愛し裏切られ生きるのさ
【加地等PROFILE】
●80年代後半からバンド活動を始め、パンクバンド「ヒューマンガス」、ロックバンド「ピーピングマニア」、60's GSスタイル「ユーゾーズ」など、数々のバンドを経る。90年頃から弾き語り活動を開始し、01年に三沢洋紀(LETTER・LABCRY)プロデュースによる自身初のアルバム「僕はフォークシンガー」をHOMESICK ENTERTAINMENTより発表。以降も着実とアルバムをリリースし続け、オリジナルアルバム7枚、ライヴアルバム1枚をリリース。09年にはKEBAB RECORDS企画によるコンピレーションアルバムに参加。10年、堀内博志監督作品、映画『官能コレクター』(東スポ創刊50周年記念作品)にエンディング曲を提供。盟友の豊田道倫が楽曲プロデュースを担当した。マイペースにマニアックながらも、各方面から熱狂的な支持を受けつつ活動。特に歌詞には唯一無二の世界観があり、その独特のスタイルに数多くのリスナーとミュージシャン達が魅了された。2011年2月2日、肝硬変により四十歳の若さで死去。
品番:KBR-004
JAN:4988044982864
フォーマット:CD
発売日:2009年12月26日
詳細
酒と涙と男と女。孤高の名も無き天才フォークシンガー加地等が2009年、冬に放つ渾身のニューアルバム。
錚々たるアーティストの参加により話題となった KEBAB RECORDS主催によるフォークコンピ『ニャンでもない日には』への参加も記憶に新しいが、オリジナルアルバムとしては前作からおよそ約2年ぶりとなる待望の最新作だ。
今作は今までの全作品を発表しているHOMESICK ENTERTAINMENTを離れ、加地等本人も非常に親交の深い、ミュージシャン岡敬士が代表を務める新鋭レーベルKEBAB RECORDSよりリリースされる。
映画、文学、アイドル、そして酒を誰よりもこよなく愛し続けた情けないダメ男が唄うのは、唄ごころに溢れたリアルなフォークソング達。
40 代目前、どうしようもない不安・ジレンマ・焦燥感。
今作はレーベル代表の岡敬士と共に約1年半に渡る構想、長い年月・情熱を費やし遂に完成した渾身作だ。
シンプルなギターにのせて酒やけしたヘロヘロの声から放たれるのは、確立した唯一無二の独特な詩の世界感。
中でもエロティックな詩の表現は、オブラードに包まない丸裸な表現方法が多いためか、女性からは下品な下ネタと囚われ避けられてしまいがちであるが、石川啄木、織田作之助、棟方志功などをフェイバリットに挙げる彼の奥深い詞を深く突き詰めると、容易に単なる下ネタではないことが感じとれる。それどころか、フェミニズムな印象すらも覚える。
また、フォークはもちろん、時より見せるブルージーなギターやハープ、キャッチーなリズムやメロディー、昭和歌謡のような泥臭さなどからは、長年のキャリアにより培ってきた加地等の持つ楽曲に対する幅の広さを感じることができる。
それも、数々のフォークシンガーやロック、ポップスが生まれた昭和の時代を駆け抜け、Bob DylanやWoody Guthrie、The Rolling Stonesは勿論、松田聖子や大塚愛、水野きみこなどアイドル歌謡を好んで聴いていたからであろうか。
モダンな雰囲気すらも垣間見れる。
そして、銀杏BOYZの峯田和伸をはじめ、度重なる共演を果たしているパラダイス・ガラージ/豊田道倫や、LABCRY/LETTERの三沢洋紀、前野健太など沢山のシンガーソングライターや、映画監督の堀内博志(PERFECT WORLD)に至るまで、数多くのアーティストからも絶大な評価を受けている。
楽曲クオリティの高さ、持ち前の人柄の良さからであろう。
また、今作のマスタリングエンジニアは、ゆらゆら帝国、BORIS、ギターウルフ等を手がけたPEACE MUSICの中村宗一郎氏が担当。
肌寒い真冬に届けられた11編の唄物語。真夜中に部屋で独り、ビールでも呑みながら存分に堪能して味わってほしい作品だ。
曲目
1. ヘイミスターあしたのジョーイ
2. オリオン座
3. とりあえずヤリマン
4. 君のスパゲッティー
5. 雨模様
6. 俺のところに~うらぶれたハマのジャックナイフ~
7. 何かいいことないかな
8. 素朴なあいつ
9. 小さな公園
10. どうせ叶わぬ恋だから
11. 愛し裏切られ生きるのさ
プロフィール
【加地等PROFILE】
●80年代後半からバンド活動を始め、パンクバンド「ヒューマンガス」、ロックバンド「ピーピングマニア」、60's GSスタイル「ユーゾーズ」など、数々のバンドを経る。90年頃から弾き語り活動を開始し、01年に三沢洋紀(LETTER・LABCRY)プロデュースによる自身初のアルバム「僕はフォークシンガー」をHOMESICK ENTERTAINMENTより発表。以降も着実とアルバムをリリースし続け、オリジナルアルバム7枚、ライヴアルバム1枚をリリース。09年にはKEBAB RECORDS企画によるコンピレーションアルバムに参加。10年、堀内博志監督作品、映画『官能コレクター』(東スポ創刊50周年記念作品)にエンディング曲を提供。盟友の豊田道倫が楽曲プロデュースを担当した。マイペースにマニアックながらも、各方面から熱狂的な支持を受けつつ活動。特に歌詞には唯一無二の世界観があり、その独特のスタイルに数多くのリスナーとミュージシャン達が魅了された。2011年2月2日、肝硬変により四十歳の若さで死去。
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