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レーベル:PLANCHA (CD) / RVNG Intl. (LP)
品番:ARTPL257
フォーマット:CD
発売日:2026/06/12
01. Eureka 378-B
02. Brain of the Firm
03. Rotation I
04. Playing and Reality
05. Rotation II
06. First Galactic Utopia
07. Rotation III
08. Before the Law
09. After the Last Sky
10. A City Yet to Come
11. Second Galactic Utopia
12. Demand to Be Taken to Heaven Alive!
緻密に絡み合うリズムと反復が、聴く者を恍惚と高揚へ導く。
Horse Lords、到達点というべき最新作。
反復するリズム、うねるアンサンブル、緻密に組まれた構造。そのすべてが有機的につながり、鋭さと熱量を同時に放つHorse Lordsの新作。実験性に富みながらも決して難解さに閉じず、身体を引き込む推進力と、何度でも聴き返したくなる奥行きを備えた強力作!
Horse Lordsは、自らの音楽を単なる実験や構造の提示ではなく、「視点を変えるための道具」として捉えている。彼らの言葉を借りれば、それは「アイデアを回転させ、別の見晴らしから見たり、聞いたり、感じたりできるようにするもの」だ。あるいは、Swami Satchidananda Saraswatiの言葉とされる「理解するとは、すでに自分が立っている場所の下に立つことだ」という表現も、この作品の感覚をよく言い表している。冒頭曲「Eureka 378-B」では、19世紀のセイクリッド・ハープ音楽がGuoとSaylorの歌唱によって導かれ、その旋律が外へと花開きながら、後に続く楽曲群のための音調的な起点を築いていく。
アルバム中に挿入される短い「Rotations」群は、他の楽曲の断片を切り出したものであり、さらにタイトル曲「Brain of the Firm」や「Second Galactic Utopia」の一部には変換アルゴリズムが用いられているという。そうした再帰的な手法によって、楽曲同士は互いに影響し合いながら連関し、作曲のスケールそのものを曖昧にし、拡張していく。
タイトルに用いられた言葉にもまた大きな意味が託されている。『Demand to Be Taken to Heaven Alive!』という名が示すように、本作には超越や高揚への志向が深く刻み込まれている。もしすべてのアートが政治的であるなら、Horse Lordsのそれは楽観的で、共同体に開かれたものだ。変容や再視認は単なる作曲上の方法論ではなく、「A City Yet To Come」やタイトル曲、さらにはユートピアへの言及にも表れているように、彼らにとってひとつの哲学的態度でもある。
彼ら自身、「私たちは、現状に挑戦し、聴き手に解放への道を示す音楽を作ろうとしています」と語る。音と音楽の探求には精神的かつ恍惚的な次元があり、その力が個人や世界に及ぼす影響に、彼らは深い敬意を抱いているのだ。
一方で、本作は現実を超えた何かを志向するだけではない。「After the Last Sky」は、詩人Mahmoud Darwishの「The Earth Is Closing in on Us」から着想を得た楽曲であり、パレスチナの現実を参照することで、彼ら自身のユートピア的探求が、多くの人にとってはいまだ手の届かない安全や安定の上に成り立っていることを問い直している。音響的にも概念的にも幾重もの層を備えた作品だが、その複雑さを貫いているのは、この音楽が持つ否定しがたい力と人間味だ。
聴き手の胸ぐらをつかむような衝撃を与えながら、それでいて聴くたびにまったく新しい像を結ぶレコードは稀有である。Horse Lordsの本作は、まさにそうした一枚だ。
Horse Lordsは、2010年に米ボルチモアで結成されたエクスペリメンタル・ロック・カルテット。ドラマーのSam Haberman、ギタリストのOwen Gardner、ベーシストのMax Eilbacherを中心に始動し、その後アルト・サックス奏者Andrew Bernsteinが加わった。前身には実験的集団Teeth Mountainがあり、ボルチモアのノイズ/レフトフィールド・ロック・シーンから登場しながらも、その方法論はインストゥルメンタル・ロックの枠に収まらない広がりを持っている。
ルネサンス期の対位法、ジャスト・イントネーション、特殊なフレット調整を施した楽器、ポリリズム、ミニマリズム、即興性などを独自に接続し、緻密な構造と強い身体性を併せ持つサウンドを築いてきた彼らは、現代の実験音楽とロックの接点において極めて特異な存在として高く評価されている。
これまでに『The Common Task』『Comradely Objects』などの作品を発表し、RVNG Intl.のFRKWYSシリーズでは作曲家Arnold Dreyblattとのコラボレーションも実現。2021年以降はメンバー4人のうち3人がドイツへ拠点を移し、カルテットという最小単位を保ちながらも、より拡張的で越境的な表現へと歩みを進めている。
2026年6月にはRVNG Intl.からニュー・アルバム『Demand to Be Taken to Heaven Alive!』をリリース。同作はHorse Lordsにとって初めて明確にヴォーカルを導入した作品であり、Madison Greenstone、Weston Olencki、Nina Guo、Evelyn Saylorらを迎えながら、バンドの音楽的探求をさらに押し広げた意欲作となっている。
品番:ARTPL257
フォーマット:CD
発売日:2026/06/12
曲目
01. Eureka 378-B
02. Brain of the Firm
03. Rotation I
04. Playing and Reality
05. Rotation II
06. First Galactic Utopia
07. Rotation III
08. Before the Law
09. After the Last Sky
10. A City Yet to Come
11. Second Galactic Utopia
12. Demand to Be Taken to Heaven Alive!
詳細
緻密に絡み合うリズムと反復が、聴く者を恍惚と高揚へ導く。
Horse Lords、到達点というべき最新作。
反復するリズム、うねるアンサンブル、緻密に組まれた構造。そのすべてが有機的につながり、鋭さと熱量を同時に放つHorse Lordsの新作。実験性に富みながらも決して難解さに閉じず、身体を引き込む推進力と、何度でも聴き返したくなる奥行きを備えた強力作!
Horse Lordsは、自らの音楽を単なる実験や構造の提示ではなく、「視点を変えるための道具」として捉えている。彼らの言葉を借りれば、それは「アイデアを回転させ、別の見晴らしから見たり、聞いたり、感じたりできるようにするもの」だ。あるいは、Swami Satchidananda Saraswatiの言葉とされる「理解するとは、すでに自分が立っている場所の下に立つことだ」という表現も、この作品の感覚をよく言い表している。冒頭曲「Eureka 378-B」では、19世紀のセイクリッド・ハープ音楽がGuoとSaylorの歌唱によって導かれ、その旋律が外へと花開きながら、後に続く楽曲群のための音調的な起点を築いていく。
アルバム中に挿入される短い「Rotations」群は、他の楽曲の断片を切り出したものであり、さらにタイトル曲「Brain of the Firm」や「Second Galactic Utopia」の一部には変換アルゴリズムが用いられているという。そうした再帰的な手法によって、楽曲同士は互いに影響し合いながら連関し、作曲のスケールそのものを曖昧にし、拡張していく。
タイトルに用いられた言葉にもまた大きな意味が託されている。『Demand to Be Taken to Heaven Alive!』という名が示すように、本作には超越や高揚への志向が深く刻み込まれている。もしすべてのアートが政治的であるなら、Horse Lordsのそれは楽観的で、共同体に開かれたものだ。変容や再視認は単なる作曲上の方法論ではなく、「A City Yet To Come」やタイトル曲、さらにはユートピアへの言及にも表れているように、彼らにとってひとつの哲学的態度でもある。
彼ら自身、「私たちは、現状に挑戦し、聴き手に解放への道を示す音楽を作ろうとしています」と語る。音と音楽の探求には精神的かつ恍惚的な次元があり、その力が個人や世界に及ぼす影響に、彼らは深い敬意を抱いているのだ。
一方で、本作は現実を超えた何かを志向するだけではない。「After the Last Sky」は、詩人Mahmoud Darwishの「The Earth Is Closing in on Us」から着想を得た楽曲であり、パレスチナの現実を参照することで、彼ら自身のユートピア的探求が、多くの人にとってはいまだ手の届かない安全や安定の上に成り立っていることを問い直している。音響的にも概念的にも幾重もの層を備えた作品だが、その複雑さを貫いているのは、この音楽が持つ否定しがたい力と人間味だ。
聴き手の胸ぐらをつかむような衝撃を与えながら、それでいて聴くたびにまったく新しい像を結ぶレコードは稀有である。Horse Lordsの本作は、まさにそうした一枚だ。
プロフィール
Horse Lordsは、2010年に米ボルチモアで結成されたエクスペリメンタル・ロック・カルテット。ドラマーのSam Haberman、ギタリストのOwen Gardner、ベーシストのMax Eilbacherを中心に始動し、その後アルト・サックス奏者Andrew Bernsteinが加わった。前身には実験的集団Teeth Mountainがあり、ボルチモアのノイズ/レフトフィールド・ロック・シーンから登場しながらも、その方法論はインストゥルメンタル・ロックの枠に収まらない広がりを持っている。
ルネサンス期の対位法、ジャスト・イントネーション、特殊なフレット調整を施した楽器、ポリリズム、ミニマリズム、即興性などを独自に接続し、緻密な構造と強い身体性を併せ持つサウンドを築いてきた彼らは、現代の実験音楽とロックの接点において極めて特異な存在として高く評価されている。
これまでに『The Common Task』『Comradely Objects』などの作品を発表し、RVNG Intl.のFRKWYSシリーズでは作曲家Arnold Dreyblattとのコラボレーションも実現。2021年以降はメンバー4人のうち3人がドイツへ拠点を移し、カルテットという最小単位を保ちながらも、より拡張的で越境的な表現へと歩みを進めている。
2026年6月にはRVNG Intl.からニュー・アルバム『Demand to Be Taken to Heaven Alive!』をリリース。同作はHorse Lordsにとって初めて明確にヴォーカルを導入した作品であり、Madison Greenstone、Weston Olencki、Nina Guo、Evelyn Saylorらを迎えながら、バンドの音楽的探求をさらに押し広げた意欲作となっている。
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