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The Space Baa「with love from a planet」(FDR1012)

販売価格 2,400円(税込2,640円)
型番 FDR1012

レーベル:フルデザインレコード
品番:FDR-1012
JAN:4582237817911
フォーマット:CD
2009.8.20発売


ジャンル不問、全方位に活動する雑食かつ無重力トランぺッターの辰巳光英率いる大注目のトリオ「The Space Baa」の作品が登場!


「with love from a planet」…バンドサウンドではあるが、全編がインプロでライブレコーディングされたこの作品には、CD化に際し各スケッチにタイトルが与えられている。タイトルはそれぞれ納められているサウンドとの一致を感じさせるが、中にはマニアならニンマリとなるだろうタイトルも幾つかあることに気が付くだろう。


1. with love from a planet
…月のように荒涼とした大地や、漆黒の闇をもつ宇宙空間などを感じさせる、壮大なイメージの序章曲。本来は曲と曲を繋ぐバンプに用意されていたものだが、コンセプトイメージと合致し、今回のアルバムタイトルにもなった。

2. insects have a dream of electric ship
…バンドがひとつの船だとしたら、メンバーはその限られた空間のみで自由に生きるインセクトだ、という曲。細かく動く各楽器が、夏の虫を思わして面白い。

3. space on the corner
…宇宙の上に我々が成り立っているのか、はたまた我々の中に宇宙があるのか?感情とは?空間とは?不安定に激しく掻き鳴らされるギターサウンドが、そのアンビバレンスな人類への問いかけなのだろうか。

4. yellow slime
… 叙情的で大きな流れのメロディと重厚なベースリフが、雄大な大陸を思わして心地良い。ゲストプレイヤーを加えたツインドラムとパーカッションが次第に熱を帯びていき、演奏は大地から空へと突き抜けて行く。

5. самара
宇宙船ソユーズを作る工場のある都市サマーラ。冷戦時代は地図に載っていなかったとされるその地に渋さ知らズで訪れた辰巳と不破は、住宅地に誇らしげにそびえ立つ宇宙ロケットに圧倒される。
ノーエフェクトでシンプルに展開されるフリースケッチは、ベーシスト不破大輔の真骨頂でもある。

6. crunchy jet propulsion
…アルバム一番の長尺モノは、星々を巡る宇宙ロケットの咆哮か、はたまた過去から未来への人類の叫びなのか。
スピードを伴って目まぐるしく変化する音の景色は長さを感じさせない。

7. i got root A
…赤ちゃんの産声は世界共通でAの音であるという。体内という宇宙から解放されたエナジーのかたまりは、未来に何を想うのか。
朗々とブロウする電化トランペットに徐々に合わさっていくリズム部隊。これはまさに大地、自然、そして人類や宇宙の鼓動の様である。


●メンバー:
辰巳光英(tp 渋さ知らズ)
不破大輔(b 渋さ知らズ)
JIMANICA尾島(ds dvd他)

●ゲスト:
大西英雄(ds TEGWON、仙波清彦カルガモーズ他)
関根 真理(per 渋さ知らズ、Orquesta Nudge! Nudge!)



トランぺッターの辰巳光英が、その自由で浮遊感溢れる音楽性を核に、Spaced Out!! Projectというソロ・ユニットとして活動。コンセプトを推し進めサウンドを強固なものにする為、不破大輔、Jimanicaの強力かつフレキシブルなリズム隊を加えSpaced Out!!としてレギュラーバンド化。
骨太なバンドサウンドでありながらどこにでも飛んで行けるフリーな音楽性を追求。
09年2月、大西英雄(tegwon,仙波清彦&カルガモーズ)、関根真理(渋さ知らズ)をゲストで迎えた本ライブをCD化。これを機にバンド名をThe Space Baaとする。

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