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dj klock「san」(clockwise012)

販売価格 2,400円(税込2,640円)
型番 clockwise012

レーベル : clockwise recordings 
品番 : cwcd005clockwise012
(品番変更になりました)
フォーマット : CD
2006.6.02発売

Ropeadopeより、dj klockのUSデビューが決定!
dj klockのニューアルバム「san」リリース!

【0. 『san』にまつわる1、2、3】

1. 2004年、初となるdj klockのUSツアーが行われた。そのツアー中、もっとも手応えを感じた場所がブルックリン。そこでのDJをライブ録音したものが、dj klockのミックステープ『direction of rainbow』だった。その翌年、dj klockがturntabrush名義で制作した『view of rainbow』をリリース、ターンテーブルだけで作曲したCDアルバム。そして、2006年、dj klockの12インチ“rainbow ep”の完成で、3年にわたったプロジェクト、虹三部作はようやく終了した、かに思えた。しかし、“rainbow ep”は、新たに始まるdj klockという音楽への伏線、つまり、dj klockのニュー・アルバム『san』への入り口だった。

2. 虹三部作で、3年間ずっと一緒にコラボレートし続けたニューヨーク在住のアーティスト、kenji hirata。彼は、3作品すべてのカバーアートを手がけている。どちらか一方が音を作って、もう片方が絵を描くだけ……なんていう、共同作業とは名ばかりの、単なる共作でなかったということは、turntabrushのアルバム『view of rainbow』を体験してもらえれば、よく分かってもらえると思う。ふたりの手と感性が複雑に、そして、絶妙に構成し合いながら、音が作り出すタテモノの中に突如入り込んでしまった……、そんな不思議な感覚が楽しむことができるはずだ。2005年、dj klock、2回目のブルックリン。dj klockとkenji hirataとpalabrito(AKLO)の3人によるコラボレートが実現。3つの個性はtiemporachasとなって、新曲を収録、音と言葉と絵の三角形を描く。と同時に、3年間にわたる日本とニューヨークの往復の記録もまた、ここに描かれている。

3. そしてもうひとつ、新たな3人によるプロジェクト、triloの登場。おもなメンバーは、dj klockとmanimaとsssの3人。dj klockの新たなバンドのスタートだ。先日、rumraketよりEU
リリースされたcacoyのアルバム『human is music』から連続する、チャイルディッシュで遊び心満載な雰囲気や、生楽器特有のふんわりとしたあたたかな感じを残しつつも、cacoyのみならず、これまでのdj klockの音世界自体にあまりなかった、ピンと張りつめるようなクールでドライな空気感に至るまで、さまざまな音のプリズムを展開している。

06年、dj klockのこのアルバム『san』、そしてアルバムに先行してリリースされるdj klockの12インチ“rainbow ep”は、USのレーベル、Ropeadope(www.ropeadope.com)よりリリースされることが決定。Ropeadopeのオーナーが、dj klockの音を耳にし、コンタクトを取って来たのが、そのはじまりだった。Ropeadopeからは、これまでscratch (the roots)、king britt、medeski, martin & wood、dj logic、jazzanovaなどの作品がリリースされている。Ropeadopeとdj klock、少し以外な取り合わせのように思える。だけれども、dj klockのDJ然り、単なるDJというよりはむしろ演奏者に近い彼の感性が彼らを惹き付けたのかもしれない。そんな縁もあって、今年またdj klockは、3回目のUSツアーを行う予定だ。


[track list]
1. theme
2. los voladores
3. sun to sea
4. san to si
5. orange woods, leading rounds
6. dakota
7. niji
8. rounds
9. return of mpc freak
10. flute sings
11. voice training
12. sol de ede c
13. scrathcable
14. 123(4)
15. incomplete house

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